えらいひとの説得がヘタ。。。だった件

怒られるかもしれない。でも書かなければいけないと思うから書く。自分が匿名で何処の誰だかわからないから、悪口とかクレームを書く者がいる。

そういうやつとは私は違う。

テレビで輪島市だったか『えらいひとが高齢者に2次避難するように説得したが断られている姿を見た』。なんていうか、わかりやすく公務員の仕事をしているという感じを受けた。言うことは言いました。やるべきことはやりました。

あとは知りません。みたいな。

マニュアル的というか、教科書的というか、そういうわかりやすい姿勢に見えてしまって。実際、えらいひとも被災者だと思うし。

ただ、私はそれを見て、
『自分が本気で地方公務員に名古屋ナンバーのよそ者から迷惑かけられて、ひと区画の人間が体調崩している』という現実を訴えても

「アクリル酸は液体にのみ取り締まりがありますが

アクリル酸ガスには法律がないので何もすることはできません（死んでください）。

ただ、役所に無料の弁護士相談の用意があるので、

相手方と民事訴訟をしてください」

。。。いや、他の弁護士事務所に行って、その謎福祉株式会社と
市区町村と
そのトップを訴えるっていうのが、普通だろうが。みたいなのと、

私にはダブるものがあった。

私だったら、こう説得する。
「なんでだよ。なんでわかってくれないんだよ。正月のしかも元日から地獄を見せられて、今も地獄からちょっと頭だけ出たくらいじゃないかよ。

ずっと辛いままじゃないか。雪は降っているし、寒いは、水はないは、辛いじゃないか。

正月らしいことをやろう。この辛い中よりも絶対にホテルの方がいいって。風呂だってあるし、ベッドだってある。ホテルの料理もある。

ずっと仕事だって、漁業とか農業とか寒い仕事しかないじゃないか。

人生いつ終わるかわからないから、今から金沢のホテル行って

人生でいちばんいい思いしてきな。能登にいると、なかなか金沢まで長期間ホテルにいることなんて、

人生でなかなかないことなんだ。

心配なら、スマホで毎日毎時巡回しているところをYouTubeで流すから、それを見れば安心できるだろう？

どうすれば、安心してホテルでいい思いができるか

私に教えてくれ。私は本気なんだ。

生まれてから、ずっとここにいてここから離れたくないのもわかる。ここにいたら、寒さで高齢者には厳しい環境だって、自分でもわかるだろう。

あなたの親だったら

生き抜けというと私は思う。だから、ホテルで暖かい場所で生きる道を選んで欲しいんだよ。

これ以上、悲しい思いはごめんなんだよ。私はあなたとあなたの仲間と

安全で安心して生活して欲しい。それが私の真剣な気持ちなんだよ」

私だったら、自分が伝わらなすぎて自分で泣いてしまっても、時間が掛かってしまっても、事務作業とか他の仕事はできる人に代わってもらって、

地元民の説得はトップにしかできない仕事だということを理解して欲しいんだ。指示はナンバー２でもできるだろう。でも地元民の説得はトップにしかできない仕事で。

「言ってみましたがダメでした（自己責任で）」では、トップである意味がない。

ホテルは暖が取れる他に隔離ができるという事実上の『武漢から帰国したホテル三日月と同じ状態くらい』までのお互いの安心と安全を守ることができる。

少なくとも、今生存している方を集会所という避難所よりも、温かさと水と個室の用意ができて、よそ者から風邪やウィルスから護ることができる。

だから、出入り業者さえ監視すれば安心できるんじゃないか。と思っている。

火事場泥棒的なアレはピアノ線とか見えないワイヤー系のやつとか『知ってる人しかわからないトラップ』を仕掛けて、転がせてしまえばいいと思っている。そんな大馬鹿者は雪の寒さでやられて、春になってから発見されればいいんだ。

絶対に持って行きたいものは、家財もあると思うけど

近くにいる同年代のご近所さんだと思うよ。

だから、ひと家族づつ説得するよりも、３家族とか４家族づつ「あなたの仲のいい人たちと一緒にホテルで安心してきなよ」というふうに再度説得する必要があると思う。

頑固というか、戻ってくるまでの一時的な慰安旅行みたいな捉え方というような柔軟さがお互いに必要なように、外野の私からは見えた。

私は
「もう自分は高齢者だから、人の迷惑になるのは嫌だ」という考えは、見ていて悲しいし、辛い。こんな酷い目に遭っても

一生我慢するというのか。やめてくれ。ずっと我慢してきただろう。だからこれ以上我慢するのはやめてくれ。

ホテルでお茶飲む友だちと、いい思いして欲しいんだ。

頼むよ。