#64 させていい後悔とさせてはならない後悔〜いつかこの悔しい気持ちを晴らすために〜

今日のわいわい学び気づき便り
#2021年1月15日

こんばんは🌙
#今日の投稿は少し熱くなってしまいました
#ご理解ください

今日は、少しここ最近の心境について語らせていただきます。

先日、年明けに教員時代に受け持っていた子どもから手紙が来ました。
それに関しての気持ちを書きます。
#超個人的な話になるので私の友達だけがみれる内容ですが読まれた方は自分の胸に留められるようにお願いします 🤲
#まぁいつも投稿は友達限定公開なんですが笑

手紙を読んでからここ数日いろんな想いが巡り反芻する中、きちんと今のうちに文字に起こして言語化しようと思い投稿に至りました。
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先生時代から辞職までの経緯
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私は元小学校教師で、先生をしていました。
先生として人としてまだ経験が浅く未熟だった私は、子供達にはその未熟の問題は一切関係ないと思い、ベテランとの差を埋めるべく寝る間を惜しんで平日休日問わず、授業づくり、反省、明日の子供との関わりへの作戦と配慮などなど必死に先生としてのスキル、人間力向上に全力を注いでました。
#もちろん同期や他の人もとてつもない努力をしていてリスペクトの気持ちはあるけど誰よりも自分の未熟さを言い訳せず努力してきた自信はあります
#よく言えばストイックで悪く言えば視野が狭力みすぎだと思います

この努力の日々を言うと、自慢とか自意識過剰と見られるかもしれないけど、少なくとも当時の自分はなんの悪気もなくほんとうにそう思っていました。甲子園を目指した高校球児が他の誰よりも努力したと胸張って言えるような感覚です

その日々がいいのか悪いのかの議論は一旦置いといて、そんな必死にやっていた中で、私はできない自分を許せなくて、変われない自分を責めすぎて半年経つ頃に鬱になりました。
最初から無理してるとはわかっていたけど、その状況を変えるにはこの方法しかないと思い無茶を続けていました。当時上手く笑えなかったし、訳もわからず毎晩涙は出てくるし今までの自分ではなかったと思います
何より「一人一人の想いを尊重し大切にする、一人一人の良さを優しく見守り育てていく」という自分の先生になった信念が
全然出来ていないことが1番辛かった。
授業が下手や児童の指導の仕方がダメと言われるのはこれから成長していくことなので、その大量の指摘はどうにか持ち堪えれた。
だけど、自分が大切にしたい思いまで見失ってしまっている自分には流石に耐えられなかった。さしてその状態で子供に会うのは申し訳なくなり、いろいろ検討した結果辞職に至った。
ようは自分が自分でなくなったから辞めたって言ったらわかりやすいのかなぁ…

でもこれも今冷静になって、やっと整理できていることです。

そんでここからが今日の本題です
#長くなってすいません

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児童からの手紙を読んで______________________________
秋に退職したので2ヶ月ほど経って正月明けに当時受け持っていた子どもから手紙が来た。
内容は、体調を気遣う声ともう一つが先生がいなくなったことの後悔について
そこには「許してください」という文言もあった。それはこの言葉が誤解なく伝わるようもう少し詳しく説明すると、おそらく私たち(子どもたち側)にも先生を辛くさせてしまった原因があると感じ、それに対し謝っている
のだと思う。

この言葉を受け取った時、私は本当に悔しかった。かけがえのない素敵な子どもにこんな思いをさせてしまっていることに。
「謝らなくていいよ、先生は君たちが嫌で先生を辞めたんじゃないよ」って
どれほど直接目を見て伝えたかったことか

この時、子供達にこんな思いをさせてしまっている自分に腹が立った。
だけどね、その子からの手紙には続きがあって、
その子はお母さんから「そこで立ち止まってはいけないよ」と言われ、先生がいた頃を思い出し前を向いて頑張っている
と書いていた。

意識しないと自分を責めてまたしんどくなってしまう自分がいる。でもそれでは本当に誰も幸せにならない。あやうくまた責めてしまいそうになったけど、この子が教えてくれた。

前を向く大切さを

そしてね、自分が思ったことは
子どもには親に反抗したこととか勉強やらなかったりヤンチャしたりといろいろ間違いもする。
#これらの行動が間違いではなくてあくまで悪気なく間違えてしまうことがあるって言う意味

だけどね、そういった行動は寛容に受け入れる大人がいて初めて後悔したときに価値となる。
だけどあの時は間違いだったなぁと後悔した時に、その後悔の行き場がないと人はしんどくなる。

これを「取り返しのつかない後悔」と私は考えた。
例えば少し酔っ払って軽い気持ちで運転して人を引いてしまった時とかね

そして、私は先生を辞めてしまったことによって子どもたちの声を受け取れなくなったから子供達に行き場のない後悔を生ましてしまっている。
これは今後絶対させたくないって思った。
ある程度の後悔は大事だし、無理にこちらがさせないようにガチガチに行動制限はしないのが自分のスタンス。
だけど取り返しのつかない後悔だけはもう絶対子どもにさせない
と強く思った。

子どもに負けず、前を向いて日々を一生懸命生き、いつか会った時に誇れるような大人になってあの時の思いを伝えれたらなと思う。
素敵で優しくてかっこいい憧れる大人になっていきます。
見ていてください
#最後までご拝読ありがとうございました

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