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藤井風と英語とグラミー賞

藤井風は、いつかNYCに求められる存在になりたいと語っていた。それは米国でもミュージシャンとして認められる存在。例えて言えば、ジャンルは違うが、BTSのようにアジア生まれのスターでありながらグラミー賞にノミネートされちゃうような存在であろうか?

今でも、アジアでも人気の日本のアーティストは多くおる。風くんの音楽性の豊かさ、声、ルックスがあれば、韓国、中国、台湾、インドネシア、シンガポールあたりでは、コアのファンはすぐつくであろう。今用意しているといった『きらり』のアジアのミュージシャンとのリミックスは、その足掛かりになるのであろう。しかし、欧米での成功はどうであろう?

私は、英語のヒアリング&スピーキングとも下手くそじゃが、一応、15年程度外資系企業の日本オフィスに勤めており、ここ7年程、直属の上司がイギリス人で英語でコミュニケーションが仕事でMUSTの状態でおる。

その私からみて(えらそーに言える立場でないが)、風くんの英語はおそらく、 Upper-Intermediaterか、Lower-Advancedかなーと思っている。天才的な耳の良さで洋楽の歌唱もマスターし、その歌詞の翻訳も意訳をし歌のニュアンスをうまく引き出している。Speakingも、私のようにBusiness Englishしかやっていない人間と比べると、スラングも多用し、こなれた生きた英語使っとる。(でもbad assは、わしは使えんわ。)また、ところどころ、良いイディオムも活用し(feel the urge to doとか、わしも勉強になりました)、文法もきれいだと思う。でも、Proficienyレベルではないと思う。

世界で売れる英語の歌っていうのは、英語がその程度できます!だけでは作れんだろうと思う。意見は出しているとは思うが、BTSの『Dynamite』のSongwritersに、メンバーの名前はない。『Butter』にはRMの名前はあるが、Songwritersの多くがEnglsih Nativeと思われる人ばかりだ。
風くんが心がけているようにメロディを邪魔しない言葉を選び、彼のHigher Yourselfを基軸とするメッセージを伝え、ネイティブが聞いても口ずさみたくなるような韻を踏んで英語の曲を作るって大変な作業だと思う。それには、風くんの音楽を愛し、ずっずさんともうまくコミュニケーションし、日英の言葉でネイティブの知識を持つ、プロフェッショナルなサポートが絶対必要だと思う。

そういう人おったら、ぜひ、サポートして欲しいのー。わしは、なれんけん。風君がアジアだけでなく、欧米を含む世界的レベルのアーティスになるために。


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