「モチベーション不足」は悪くない。「気持ち」なんて下らないものを越えて、やるべきことをやれ|#週刊まずモテ 106話
ハナです、
今回の #週刊まずモテ は、「やるべきことをやれ」というテーマでお送りしよう。
人は、なにか物事をやるときに、「モチベーションが必要だ」と思い込んでいる。
モチベーションさえあれば、俺はなにか物事を成し遂げられたはずなのにな、ということを信じていたり、
またあるいは「誰々が、俺に対してこんなことをしてきたから、モチベーションが出なくって、現実がうまくいってないんだ」ということを言い訳がましく言ってみたり。
まぁ、それが一般的な人の姿だね。
で、それって、なんかいいこと起きるんだっけ?
今日言いたいのは、そういうことである。
モチベーションがわかないこと、それは事実かもしれない。
なにかトラウマがあって、自分の行動意欲を阻害すること、それも事実かもしれない。
誰かの妨害や、時代背景のせいによって、本来出せたはずの100%の能力値が出せなかったこと、それも事実かもしれない!
だからなんなの?っていうのが、今日の趣旨となる。
確かに、100%自己実現のために頑張れないような環境が自分の身に起きたことは事実なのかもしれないけれど、
それでも「お国のために片道分の燃料しか積んでない飛行機に乗って、散れ」という時代では、ない。
またお隣の国や東欧の国のように、独裁者による圧政と、そのせいで被る戦渦や貧困というものに苦しめられるような国でもない。
つまり、今の日本は歴史的に・国際的に見れば「随分マシなんじゃねえの」って思うし、
というか、今の状況というのは極めて稀有な状態である、という認識のほうが正しくって。
「若者男子たちに、"モチベーションがあったとしても"何もできなかった」というのが、人類の歴史のほとんどであっただろう。
つまりね、「モチベーションがわかねえから何もできない」なんてのは、ちょっと歴史認識とか、国際的視点が足りてない、と言わざるを得ないと思うんだ。
もちろん誤解してほしくないのは、そういう状況を認識したからと言って、わざわざそういう時代に戻ろうというのではないよ。
むしろ、「いまの俺って、ありがたい状況なんだな」という理解を正しく持った上で、やるべきことをやろうよ、とだけいいたい。
私達の目の前には、ただ「やるべきこと」だけがあり、そしてそれに取り組む自由がある、ということ。
それだけが、今日伝えたいことである。
そこにモチベーションを持ってる持ってない、というものは、もはやあまり関係がない。
あってもなくても、「やるべきことをやった人」だけが成果を得られるし、自己実現ができるし、まぁ、悔いのない人生になっていくんじゃないかな。
そのあたりの人生観について、語る回である。
1)若者男子のやるべきこと
では、最初に整理しておくべき、若者男子のやるべきこととは?
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