Maegami①


こんにちは。

前回の文章は、自分が一番目指している
「ある様子を伝える文章」を意識して書きました。

私の祖母事情など知ったこっちゃない、と思った方、正解です。すみません。


他者に場面を伝えるときに意識すべきなのは、
5W1Hをはっきりさせる事です。

自分の頭の中で場面が思い浮かんでいても、
それを聞く人の頭の中にはイメージすらないからです。

5W1Hに沿って書くだけなので簡単そうなのですが、
基本的すぎて意外と忘れがちなので、これからは意識したいと思います。


さて、今日のテーマは「他人はこちらが思うほど気にしていない」です。

書いていたら7000字を超える超大作になってしまったので、三部構成にしたいと思います。
結論だけ知りたい方は③に飛んでください。


突然ですが、私が顔のパーツで最も大事にしているのは「前髪」です。

自分の前髪は必ず自分で切ります、
たとえ美容師さんにでも絶対に切らせません。

強いこだわりを持ち始めたのは、小学校高学年ごろでした。
もうかれこれ10年以上になります。

きっかけは忘れましたが、お手本にしていたのは、
当時流行っていたAKB48の渡辺麻友さんの
きっちりそろったアイドル前髪です。
癖毛を一生懸命くるくるドライヤーで真っ直ぐにしたり、スプレーで固めたり頑張っていました。

今考えると、ヘアアイロンがあれば一発で完成したたのですが、その頃はまだ手に届かない存在でした。
試行錯誤しながらかれこれ7年近くが経過します。

一度目の転機が訪れたのは、19歳の時です。
母親が大学入学のお祝いにヘアアイロンを買ってくれました。
手に届かない存在だと思っていたので、それはそれは嬉しかったです。

さっそく箱を開けてコンセントにつなぎ、温度が180℃になるまで待ちます。
ワクワクが止まりませんでした。

180℃になり、やり方もよくわからないまま、前髪を挟んで引っ張ってみました。

感動しました。
こんなにも簡単に真っ直ぐに揃うのか!!
今まで癖毛と戦ってきた時間、どうやれば揃うのか研究してきた時間は何だったんだ…!

理想の前髪を、理想通りに作れることへの感動は止まりませんでした。

それからYouTubeで前髪の作り方をひたすら検索し、いろいろな方法を試し続けました。

出来栄えは天気や髪のコンディションに左右されます。
整えばその日は1日機嫌が良いし、
整わなければその日のテンションはさがります。
それから1年ほど試行錯誤の日々を送りました。


そんなアイドル前髪を追求し続けた私に、第二の転機が訪れます。

つづく。


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