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「いつも謙虚で、感謝してたい」

引き続き、コロナ感染拡大を防ぐために、
ソーシャルディスタンス・不要不急の外出を
避けるお家時間は続いているが、

人が密集しない、不必要に排出されていた排気ガスがずいぶん減ったことによってか、

都会の空も澄んで見えるようになった、
という一説も聞こえてくる

もちろん、人間の終わりない欲望に少しだけ
ストップがかかったから、という現実的な見方と、

人の心に空を眺めて、「空が澄んでる!」
と感じられる時間の隙間、心の余裕が
できたから、と私は思いたい。

衆生(生きてる全てのもの)は、「地球家族」
なのです。一つの家族として仲良くやっていく
しかない。…
地球の管理運営は、家族みんなの意見を
聞いてやるべきです。人間という一部の
メンバーだけで、勝手に決めてはなりません。
出典:「星の王子さま、禅を語る」重松宗育
歌にもあるように、「ミミズだって、オケラだって、アメンボだって」、それぞれが仏性をもった地球家族の構成メンバーなのです。
「みんな、みんな、生きているんだ、友達なんだ」ーそんな地球にしなければなりません。
出典:「星の王子様、禅を語る」重松宗育

小さいころ、声を揃えて楽しく歌っていた
この歌。田舎くさいって、思ったこともあったっけ。(都会に憧れた少女時代である)

こんなに壮大なスケールの、しかも生態系の
ことを考える時の、根幹のような視点の歌を、刷り込みのように歌っていたんだ。。

この、万物みな平等の見解より、

地球上で生かされてることへの感謝と、謙虚な気持ちを忘れたくない。

少しそれるが、私がいつも心に留めてる事の
ひとつ、

「いつも謙虚で、感謝していたい」

仕事に慣れてしまったとき、
成功事例を積んだとき、
家族にうっとうしさを感じたとき、
人との関係性に焦ったとき、

思わぬ失敗をする(私は)。それは、
自分が浮き足立った時や、
気持ちが自分の心に向いてない時だ。

私の人生、この、ときどき訪れる
思わぬ失敗に面食らって気付かされて、

また動き出す、の繰り返しだ。

周りとのつながりに感謝しよう
出会わなければ良かった人なんていない、
私が何かを学ぶためにこの人と、
このタイミングで関わっている

といつしか思うようになった。

そして、本書の中でもうひとつ言われていることが、

愛というものは、自分自身の人間的成熟度とは無関係に、誰でも手軽にふけることのできるような感傷ではない、ということだ。
出典:「星の王子様、禅を語る」重松宗育

→つまり、人間的成熟が先決で、「配慮」
「責任」「尊敬」「知識」といった人間的価値が伴っていることが必要で、

相手の健康に気を配り、人間的に成長するよう積極的に心を配る。
全く自然に、相手に対して責任感をもつ。
相手の個性をそのまま尊重し尊敬する。
相手が何を考えてるのか、その心の深奥を
理解しようする。

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愛には訓練が必要なのだという。
自然体でいるのと、何も考えないでいるのとは
似てるようで違うのだ。

よりよい自分に高めようとする「向上心」、
相手を思いやることができる「澄んだ心」

「心を濁さない」

常に準備しておく必要がある。

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