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今週の裏話「あなたのための円卓会議。」

今週のお話はタロットカードたちのお話。
私自身は占いを職業にしていた時期があるのでとても馴染みのあるタロットカードやオラクルカード。
ここのところ占い配信をしているのでそれも考えるとショートストーリーにタロットのことを書いてもらえると聞いてくださる方にもタイムリーかなって思ってみたり。

タロットはデータ勝負の占星術なんかとは違ってシャッフルして引くという部分ではオカルト要素っぽさもある。
シンクロニシティといってしまえば片がつくけどそんな感じ…(ああ、誰かに怒られそうだ)
そういう視点でカードたちの場に出るまでのやり取りがお話になっていて、個人的にも好きなお話。

そして、毎回ワンフレーズを元にお話を書いてもらうのだけれど、過去の自分に攻撃を食らった気分に…
「『この目で龍が見たい』って相談されたらどうする?」
事前にワンフレーズを書いては送ったりするのだけれど、これはずっと前に送ったもの…個人的には異世界ものかファンタジーを望んで送ったはず…しかし、私の意図とは違って驚かされる使い方をするPawnさん。これまでも何度驚かされてきたことか。
更に今回は、そんな自分の書いたワンフレーズに悩まされるやら面白いやらな経験させてもらってしまった。
こんな鑑定は占い師時代にしたことがないし、これから先もなさそう…脳内で龍を大きな仕事に例えたり人に例えたりして考えながら、いくつかパターンを考えるしかない凡庸な私。

まずは冒険として愚者くん
大きなものや権力の例えとしての皇帝
頭に浮かぶことを返信しながら、もっとないかなって考えてみながら思いつかなくて凹んだり。

今回は大アルカナ24枚縛りなのも頭を悩ます原因なのだけれど、書き手さんの言う通りわかりやすいカードというのはこの大アルカナ。
ただ、事象が大きすぎるのがたまにキズ。
小アルカナならば日々ある喜びや悲しいこと、小競り合いが大アルカナになると、人生変わるくらいの喜び、絶望、総力戦みたいな戦争レベルと言っても過言では無い(んー。言い過ぎかな…ちょっと不安)。
普段ならば、皇帝と愚者がいきなり出てきたら細かく読めないので、補足カードで何枚か引いちゃうだろうななんて思ってみたり。

他のカードに関してもカードのキャラ性を聞かれて私の中に面白い気付きを得られて楽しかったし学び直せたのはPawnさんのおかげ。
ストーリーの中で好きなところがいくつかあって


そう、意味不明案件担当は『死神』だ。歩く終止符の異名は伊達じゃない。こいつが出れば主様も自信を持って考え直せと諭せるというものだ。
「良いんですね?終わらせちゃいますよー?」
骸骨の騎士という見た目に反したうっきうきな声。

Pawn作 あなたのための円卓会議。

ここの死神の声はワンピースのブルックの声にしか聞こえないw
事前の打ち合わせの中で
『皆さん揉めるならここは私が(死神)』
って送ったらPawnさんからブルックで再生されたってお返事きた。
それからは私もそうなってしまったわけで…別日に鑑定中に死神が出たんだけど、カードから「はーい、お持たせしました!そいうことなら全部鎌で切り落として仕切り直ししますよー」って聞こえてきていたのは内緒w


「暑苦しい人無理ー。」
「恋愛要素は無さそうよね。」
「ワンチャン、龍が元カノって線も…ないね、ないない。」
恋愛クラスタの『女教皇』、『女帝』、『恋人』は既にヤル気0といったご様子で髪をいじっている。

Pawn作 あなたのための円卓会議。

ここも好き。
恋愛運とか占いたかったのにねー!って3人の話し声に個人的ににやっとしちゃった。

いろんなカードの役が読み分けできていたかはちょっと心配だけれど、ワクワクして読ませていただきました!
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毎週日曜の24時にツイキャスでショートストーリーを朗読しています。
良かったら寝落ちのお供に遊びに来てもらえると幸せです!


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