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読書の記録

12月は何かに挑戦しよう!と思って、放置していたnoteに今日まで日記もどきを書いてみた。
やってみたらけっこう面白かったので、来月も続けてみよう。

今日は、今年の読書記録の記録をば。
思い出せる範囲で書いてみる。


村上春樹「街とその不確かな壁」

同時代を生きる作家の新作を心待ちにして辞める、というのはとても幸せだと痛感する。
ブルーベリーマフィンを作って食べた。
図書館、ステキな少女と少年、ルーティンのある生活.…私の好きなものづくしの物語だった。

原田ひ香「古本食堂」

古本屋さんが舞台の物語が大好きだ。
神保町界隈の美味しいものが登場して楽しかった。人間模様もさまざまで会話を重ねていく雰囲気が好きだった。

カリーナ・ヤン・グレーザー「引っ越しなんかしたくない!」

ジブリ美術館の図書室で購入した児童書で、子どもと競って読んだ。主人公の子ども達のお母さんの焼くピカンナッツのダブルチョコレートクッキーが美味しそうで、レシピを想像して焼いたのも楽しかった。

ラス・ハリス「ハピネス・トラップ」

幸せになる、とはどういうことか?を考えさせられた本。まだワークが残っているので、ゆっくり進めていく。

ミシェル・オバマ「心に、光を。」

ファーストレディとして、さまざまな困難を一つずつ乗り越えた、ということに勇気づけられた。新しいことにチャレンジすること、困難に立ち向かうこと、手を伸ばして幸せをつかむこと、そんなあたりまえだけど、ついつい怯んでしまうことに挑むことを思い出させてくれた。

江國香織「シェニール織とか黄肉のメロンとか」

大人なのに可愛らしい女性たちばかりが出てくる本。こんな風に歳を重ねたい!と思った。男がいなくても、子どもや孫を持たなくても、楽しく元気に日々を過ごしていく女性たちに、元気をもらえた。

吉本ばなな「どくだみちゃんとふしばな9」

ばななさんの目線で切り取られた日常はキラキラしている。こんな風に切り取って見せてくださることが、本当に嬉しい。
この本を読んでいて、もうすでにコロナ禍が過去になったのだな、と気付いておもしろかった。思い出すと本当に奇妙な期間だったのだな。

振り返ってみて.…

繰り返し読んだ本もあるし、もう少し読んだ本もあった気がするけれど、読み終えたのか自信がないので、ここまで。

日記や自伝を綴ってくれたあの方々も、小説の中の人たちも、今もどこかであの物語の続きの日々を過ごしている、と思うと生きていく力になる。私の抱える不安や悲しさにそっと手を当てて温めてくれる。
心の内や、経験や、物語や生き様をシェアして本という形で出会えて、ほんとうに嬉しい。
来年も、読みたい本を読んでいこう!

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