【得意料理】ってものを作る
「得意料理は何ですか?」って訊かれたら、なんて答えたいかな、という気持ちから始まったのだけど、言いたい料理が決まったので、これを得意料理とすることにした。順序も逆だし、訊かれることなんてほとんどないにもかかわらず、急に「これを言いたい!」という気持ちにまで動かされた料理とは。
「ラザニア」である。
NHKで放映されている『突撃!ストリートシェフ』という番組が好きなので、時々観ているのだが、バルセロナ編を観ていた時にこのラザニアを作ろう、と決めた。1月に放映されたもので、すでに一度試しに作っている。これをもう一回作ってレシピを覚えれば、得意料理に出来る気がする!と思い立ったのだった。
バルセロナに移住を決めたイタリア人女性シェフが、お店で出しているラザニアの作り方を公開していた。細かい分量は出ていないのだが、衝撃を受けたのは、
乾燥ラザニアを茹でずに使っていたことである。
そのラザニアを食べたお店の常連客たちの感想に「生パスタを使っているからこんなに美味しいんだ!」というものがあって、そう感じるくらい美味しいのね!と感動した。
時短料理上級者はきっと「乾燥ラザニアのまま具材を重ねて焼けばラザニアは出来る」ってことを知っていると思うのだけれど、ラザニアを作るときは気合を入れながら茹でて重ねるっていうことを行なってきた身としては物凄い衝撃だった。あのモチモチツルツルの食感は茹でなくても出来るものなのか!!
しかも、このシェフのレシピ、参考になったことは、乾燥のままパスタを使うという点だけではなかった。ホワイトソースも使っていなかったのである。ホワイトソースの代わりに使っていたものは、3種類のチーズだった。
モッツァレラ、リコッタ、パルメザンである。
重ねる手順は、一番下にミートソース、乾燥ラザニアパスタ、その後はミートソース、3種のチーズ、乾燥ラザニアパスタ、ミートソース、3種のチーズ、パスタ、、、を繰り返すというもの。1番上はミートソースに細かいパルメザンやピザ用チーズをたっぷり載せる。
175度のオーブンで30分焼くと番組では言っていたのだが、我が家では170か180度にしか設定できないガスオーブンのため、180度で30分焼くことにした。
出来上がったものがこちら。
ミートソースはつゆだくに作った方がいいな、と思った。乾燥パスタに十分吸わせる為だ。前回作った時は、三國シェフのミートソースで作り、つゆだくで仕上げてはいなかったので、
もう少し材料が少なくて、簡単に出来るミートソースを探し、タサン志麻さんのレシピで作ってみることに。
タマネギは好きなので、1個まるまる入れることにした。
このミートソースさえ作れば、後は材料を重ねて焼くだけだし、濃厚で美味しい。
タサンさんのレシピで作るミートソースの量だとふた皿分作れるので、チーズもその分量に合わせて買った。タカナシの北海道リコッタ1箱(250g)、明治モッツァレラ2袋(200g)、チーズチップスパルミジャーノ2袋を使い切った。
2日間楽しめる量が出来上がった!
あとはサラダを作って、終わり。
なんて楽で美味しくて特別感のあるメニューなのだ!!
今後訊かれたら絶対こう答えよう。
わたしの得意料理はラザニアである。
しろくまʕ ・ω・ )はなまめとわし(*´ω`*)ヨシコンヌがお伝えしたい「かわいい」「おいしい」「たのしい」「愛しい」「すごい」ものについて、書いています。読んでくださってありがとうございます!