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The W2019チャンピオン 3時のヒロインのこと

応援している人がチャンピオンになるってこういう気持ちなんだって、久しぶりに思い出しました。
東京03以来だわ。(最近同じこと書いた気がするけど、まあいいです)

3時のヒロインのことを書くなら、今だし、私だ、と思って、(みんなも思っていいよ)
書きます。
前半は思いの丈、後半はご紹介です。

私が3時のヒロインを最初に見たのは2017年秋、
よしもと∞ホールのM-1対策ライブです。
今回THE Wで披露した1本目の元ネタとなるものをやっていて、
なんてツッコミがうまくて、構成がちゃんとしていて、ポップなのかしら。
少女マンガのような世界観で女子が好きな思考でネタをつくり、ここまでおもしろいのはすごい、とファンになりました。
(ちなみにこのライブで覚えているのは、バビロンです。バビロン売れないかなー)

面白いことはもちろんですが、パーソナリティもすばらしいですし、
女子ウケする、かわいさを持っていて、その角度の女性芸人はまだ数少ないので、
新しさも感じていました。

去年のTHE Wの決勝テレビ放送を見て、
3時のヒロイン
絶対この決勝の舞台なら、輝くのに、、、
まず衣装が舞台セットとぴったりじゃん!
と、
ふつうは舞台のキンキラさと演者が合わないと文句を言いがちなところ、
逆の考えが浮かんだので、
なおのこと悔しかった。
(去年のみなさんも素晴らしいですよ)

だから今年決勝残って、うれしかったんですが、
ひっそり心に留めていました。
なぜならTHE Wはむずいから。
できたばかりの賞レースでまだ手探りの部分が多く、
決して出たことで得をするかどうかわからない、と密かに思っていて、
決勝に残るのすら、難しいのに、
残ったとて、売れる感じはほかの賞レースに比べてまずない。
でも出るからには、結局のところ結果残す以外にないんだよな、
っていう考えを、言ったら言ったでイヤな感じだから、
黙っていたのよ。
やっている人たちは何にも悪くないのに、こんな性格の悪いこといいたくないし(人によく思われたいし)

そんなわけで決勝に残ったと知るやいなや、習い事の教室を遅刻することにして、
ひそかに単独イベントを見に行った。
そのライブでは、ネタ選びのお客さん投票という形にしていた。良いネタがたくさんあるから迷っていたようです。
ゲストの次長課長河本さん(おもしろかった)からの思った以上のキレのある意見と
アンケートを参考にするってご本人たちが言っていたので、どうなるかなぁって思っていたんですが、
初期の名作をチューンナップする形になっていた。

正直、緊張しすぎておもしろいかわからなかった。

とにかく間違えないで!としか思わなかった。
最初の漫才は、最後のたたみかけがキモだからタイミングを失敗しないか、と必死に祈っていた。
見事、勝ったときに、もう安心だ2位は確定だ!、と思ったのに、
決勝でも、何のネタするかわからないし
はなしょーは見事だったし
大丈夫なのかと、怖くて怖くて。
で、
あの最高のネタ、タイミングさえ間違わなければ絶対行ける
と息を詰めて見ていて、結果に感動しました。
書いていて思いましたが
痛いファンだな。
信じてるのか信じてないのか
いろいろ失礼だわ。

3時のヒロインは
芸歴の違う三人の女の子のトリオです。
急に説明しだしますけど、ここで三人の魅力を伝えたいと思います。(我に返りました)

三人ともに個性が強くてうまみばかりのグループなので、
これからどんどんいろんなことが暴かれてスターになると思います。
激アツの今、早めに書いておこう。
どう引っかかるか、だれが見ているかわからないから。

ピンクの衣装の右端
かなでちゃんは、以前、カップルでコンビを組んでいて、私は『芸人報道』という番組で最初彼女を見ました。
そのときから、男性の方はわからんが、
彼女は反応が早いし、若いのに場面場面でしっかり面白くしようと前に出る勇気があって素晴らしいな
って思って覚えていました。
反応が早いのは、幼少期からあらゆるダンスを習ってきており、身体性に優れているから
反射神経がいいんだと思います。
いいところでバシッと面白いこと言える格好良さもあって、
あとピュアで真面目なところも、とてもステキです。
大事に育てられたお嬢様で、ご家族の話もほっこりして、すごくいいのよ。

リーダーの福田麻貴さんは、芸歴十年目でもともと大阪のタレントコース出身。
アイドル所属歴があり、こちらも学生時はダンス部所属のためキレキレのダンスを披露します。
見た目や経歴で、一瞬、こいつお笑いなめてるかもな、と思ったあなた(誰も思わないか)
いったいどんな苦労があったのかわからないですが、
この方はなんでもできる人です。
一番顕著なのは、「ウケメン」というフジテレビの番組。
若手芸人の登竜門的つくりの番組ですが、
ツッコミ、ボケ、アシスト、進行、どんだけ働かせるのだと思うくらい、オールラウンドで活躍しています。
(TVer、FOD、Yahoo各所で見れる最新回を見てほしい。28分頃から最高のドッキリがあるので)
ネタも書き、演出もし、振り付けを考え、裏方としてもめちゃくちゃ優秀。
こちらも育ちが面白い。徐々に出てくるといいな。
あとAマッソふたりと隣の中学校。そういえば、話し方が似ている。
その土地におもしろ地場でもあるんでしょうか。

ゆめっちは、3時のヒロインの最終兵器だと思っています。
本当に不思議な魅力を持つ人です。
迫力のあるダンスを披露しながらも、ダンスを習ったこともないというし、
霊感があるんだけどエピソードトークはまとまらずに面白くなっちゃうし。
普通に考えたら、やばい人。
でもオーラがあって、いい人で、目が引きつけられちゃうから、
きっとテレビサイズの人なのかもしれないって思っている。
天才かも。
無駄にエロいところも好き。おしゃれなところも。
∞ホール前で「写真撮りましょ」と言ってくれたのは、良い思い出です。

今回のTHE Wで
とっても面白かった吉本所属のアイドルグループ、つぼみ大革命のネタは福田麻貴さんが書いている。
そのことは、たぶん演出のせいで紹介には出てなかったけれど、
あの審査員のつぼみに関する評価(特に田中さんのネタ評)は麻貴さんへの賛辞も含まれている、と思います。
(つぼみのプレイヤーとして地肩あってこそ、ですが)
これまでは麻貴さんの仕事量に対して、賛辞が足りてなかった。(私の見解だが)
それが、ぜーんぶ報われたな!と思って、涙がとまらないわけですよ。
これからは、みんなが言ってくれる。

これまではトリオだからということで森三中と比べられたり、
吉本のパフュームとか言ってみたり、
既存のものになぞらえてテレビで紹介されることが多く、
もしかしたら、この先もそうなるかもしれない。
でも、私は
まったく新しい売れ方をして、
女性芸人の新たな方向性を作ってくれるという展望を見ている。
三人みたいになりたいな、って思って、かわいくって面白い子がたくさん芸人さんになればいい。
面白ければ、ジャンルはいくらでも飛び越えられることも証明してほしい。かなでちゃんはもともと女優志望でお芝居のお仕事も多い。
女子が面白いことが重宝される世の中をつくる一歩になるといい、です。
ハイヒールりんごさんの最初のコメント、
女性芸人の地位向上
とおっしゃっていましたが、「ああなりたい」が業界の発展と潤いをもたらし、
結果、私が老後まで笑って楽しめるという最高の結果になりますように。
私はね、自分の読んだ少女マンガあるあると、恋愛ドラマあるあるとか、そういうのでノーストレスで笑いたい。
あくまでもエゴな理由です。笑いたいんで。

いやあ、良かったね。本当にね。
以前の3時のヒロイン単独の使用楽曲聴いて
過ごしてます。
件のコント使用曲は
ジュリア・マイルズの
Uh Huh
です。

※さっきTHEW関連のこと検索したら、パクリ疑惑の記事を読んでしまいました。
珍推理で草、です。
パクるつもりならそんなバレバレなパクリ方しないだろ。
かぶったことは残念だし、あと当人以外にも、
関わっているスタッフが見落としていたことは、自分たちが反省会をすればいいと思います

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