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宝泉寺禅センターで禅修行
宝泉寺禅センターは、京都嵐山の近くにある禅修行ができる宿坊です。
作法を教えてくださったり、お世話をしてくださる方を常住(じょうじゅう)さんと呼ぶのですが5人ほどいらっしゃって(その中には女性の常住さんも)、あとは1か月以上滞在している雲水さんと、三泊四日で来られている方が10名ちょっとでしょうか。いらっしゃいました。
坐禅はもちろん、寺での生活や細やかな作法をとうして(作法、作務、読経、法話)禅の教えを淡々と指導されながら体験できる施設です。
金額もリーズナブルで善意でこのような施設を運営されていることが伝わってきます。(三泊四日で12000円ほどでした)
作法をおぼえ、座禅の仕方を学び、実践するために時間がかるため、最低3泊~で(詳しくはHPを確認してみてください)和尚様のありがたい説法もきくことができます(私の時は火曜と金曜でした)。
宝泉寺禅センターはの最寄り駅は、京都駅から乗り換えなしで30分弱ほどでつく「馬堀駅」になります。
駅をでるとすぐにローソンがあり、近くにはトロッコ電車の駅もあります。
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そこからHPの地図を参考に、
宝泉寺禅センターを目指すのですが徒歩で約15分ほどかかります。
しかも集落の中を通っていくのですがその集落の一番上に宝泉寺禅センターがあるのですが、坂・坂・坂!でしかも道が入り組んでて始めていくには割と難解です(笑)
近くの住民の方に道を聞きながら、汗だくになりながらたどり着きました。。。
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やっと宝泉寺禅センターにたどり着くと、同じ日に入山する方が私のほかに3名いらっしゃって、安心しました。
本堂にある来客スペースで受付や作法のチュートリアルのビデオを見せてくれます。(でもここで覚えるのはマジで無理!!です)
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そして自分が寝泊まりするお部屋やシャワー室や談話室、禅堂や本堂の位置のレクチャーをしてもらえます。
私は本堂隣のお部屋を貸していただけました。
畳がここちよくて天井も高くて快適でした。
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分刻みのスケジュールで、一日があっという間に過ぎます。
一日目は3時50分までに集合し、いろいろレクチャーを受け、薬膳といわれる夕飯をいただくのですが、その際の作法や読経もあるのですがほんとに複雑で目の前の方をお手本にして作法をおこない薬膳は3分半くらいで急いで食べます。
食事も修行なのです!!
そうこうしてるうちに、和尚さんから座禅の作法を学んだりしてるうちにいつの間にかシャワーの時間になりあっという間に一日目は終わりました。
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2日目の朝は5時半に「開錠~!開錠~!」のモーニングコールで、5時35分に談話室に集合して八段綿といわれる体操??をして、座禅、随意禅、粥座(朝食)、その後は本堂で朝の読経、清掃、作務…としてるうちにあという間にお昼の時間に!
うれしいのがお昼後は約4時間の自由時間があり、一期一会で会った仲間と電車で嵐山へ行って観光することができます!
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まさかがっつり観光できると思ってなかったのでなにも下調べせずに行きました(笑)
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トロッコ電車もおもしろかったのでお勧めです!
そして夕方からの座禅×3と薬石(夕飯)、日によっては説法などが聞けます。そうするともう21時前になっています。
そのあとはシャワーを浴びたり、ちょっとしたお菓子が談話室ででているので(茶礼)一期一会でであった仲間と楽しくお話できます。
知らない人で経歴も知らないし、歳も、なんの仕事をしているのかとか、そんな話もあまりせず、フラットな人間関係でいられることが心地よくいい時間を過ごせました!
このようなところに来ようとおもうのだから、みんなそれぞれ心の傷があったはず…。。。
3泊4日した結果、
座禅をしているときに過去のことも未来のことも考えず、「今ココ」を感じ、なんなら我からも離れる感覚??にならなきゃいけないのにいろいろ考えてしまう自分がいて。
禅ってこの世の中でトップクラスで難しいことなのだと感じました。
そして禅の修行、生活をとおして「足るを知る」を実感し、日常は満ち足りすぎているのだなと感じました。
どうしても人間って忘れてしまうものだから、また訪れたいと思います。
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