国際色豊かなベルリンのアート教育
とてもご無沙汰の投稿です。大学が始まると毎日めまぐるしく、全く書く気になれませんでした😅
今日は残り1ヶ月で1セメスター目が終わる節に、学校の雰囲気について書きたいと思います。(これを下書きに残したまままた時が経過し、いまは2セメ終わり夏休み期間中です。ww)
私の通っている大学は東ドイツの芸術専門大学で、規模は大きくはないけど、その分先生や同級生との関わりが近い気がしてます。
わたしは日本の小中高大を出てるので、初めてのセメスターでは日本とドイツの教育の違いを強く感じました。
まだ知らないことや経験してないことも多いので基本的にはドイツの教育について肯定的な見方です!
違いその1
非ドイツ民に対しての障壁がない
私の学校では、最初にクラス(グループ)に分かれて基礎科目をやるのですが、私含めて他の国から来てる学生は15人中5人。他のクラスも大体そのくらいの割合で1/2から1/3くらいがインターナショナルです。
ちなみに私のクラスにおいてはアジア人はわたしだけです。
基本言語はドイツ語ですが、ドイツ人学生は英語も話せるので英語でコミュニケーションとってくれます。
何より驚いたのは、私は入学時まだドイツ語レベルが低く、ネイティブと同じスピードで話すことはできず、それに対して私は負い目を感じてたのですが、ドイツネイティブ学生はそれに対して全くネガティブな印象を持ってないということです。
そして、なにより私がわかってなさそうだったりすると、誰ともなく助けてくれたり、英語で説明してくれたりします🥹
私のクラスメートが特別なのかもしれませんが、わからないけど聞くのにも躊躇してしまう時がある人からすると、本当にみんな優しい☺️
違いその2
発言する文化とポジティブな意見を言う文化
日本人と違ってこっちの学生は本当によく発言します。先生が何か投げかけた時沈黙になることはほぼないです。
芸術の学校なのでそれぞれの作品をレビューする時間もあるのですが、自分としてはあ〜見せたなくないくらいの出来だなぁと思ってても他の学生がとてもポジティブなことを言ってくれたりします。
基本的に批判的なことや懐疑的なことは言わないです。日本はレビューというと割とここはいいけどここは微妙だよねーみたいなことを言う人が多い気がするのですが、ここでは微妙だよねぇみたいなことはあえて言わないのがとても私は嬉しいです。
違いその3
先生の許容値が高い気がする。そして先生と学生が対等な関係性。
先生も学生同様にインターナショナルステューデントに対して優しく、特に親切にしてくれてる気がします。
分からない時はいつでも聞いてねって感じだし、放任しすぎず干渉しすぎずっていうのが先生達に対する印象です。
日本の大学の教授は、すごい偉そうに授業する(人もいる)けど実際中身あまりない授業してるなって個人的には思ったり、授業以外の時間に話しに行くってあまり一般的ではない気がします。
ドイツでは先生に対してProfessor 〇〇とか呼ばず、普通に名前だけで呼びます。なんとなく私はそういう風にフラットに呼び合う関係の方がなんでも聞きに行きやすいなと感じました。
以上が私が肌感覚で感じた違いたちです。ほかにも選抜試験の違いみたく実質的な違いはありますが、実際に入学して感じたマインド的な違いを今回は紹介してみました。
他の記事でも同じようなことを言ってますが、困ってるとだいたい誰か助けてくれます。無理にひとりで頑張りすぎないのが吉です。
もちろん、時々ちょっといじわるだなーと思うことも行ってきたり、デリカシーないな、想像力ないなって感じる人もいますが、そういう人は置いておいて、優しい人たちと生きていけばたいていのこと大丈夫です。
今後ベルリン美大受験、海外留学検討してる方々の参考になれば嬉しいです🤙