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レイジャンヌデッキで環境に挑もうとした話

どうも、詩姫デッキを日々研究しているバトスピプレイヤーのアイリです。
今回の記事は、前回レイさんとジャンヌを振り返った際にふと思った「レイジャンヌデッキで環境に挑めるのか?」という疑問を元に組み上げたデッキの解説となっています。
筆者に実績などはありませんし、そもそも詩姫の記事なので、今すぐ実戦レベルの知識が欲しいぜ!という方は読む必要がないと思います。
が、ほんの少しでも詩姫に興味のある方には、是非とも読んでいただきたいです。

では、前置きはこの辺にしてデッキレシピをどうぞ。

以下内訳
スピリット:9種20枚
《[ハロウィン・ウィッチ]ジャンヌ・ドラニエス》:2
《[レイさん、はいど~ぞ]ジャンヌ・ドラニエス》:3
《[オフショット]ジャンヌ・ドラニエス》:3
《[ハロウィン・パーティ]レイ・オーバ》:3
《[スターフェス]レイ・オーバ》:2
《[シャイニングソング]レイ・オーバ》:3
《[レイさんロックオン]ジャンヌ・ドラニエス》:1
《[白黒幻奏]ジャンヌ・ドラニエス》:2
《[断罪の歌姫]ジャンヌ・ドラニエス》:1
ネクサス:4種10枚
《緑の世界/緑の自然神》:3
《戦国フェス メインステージ》:3
《賢者の世界樹 アガスティヤ》:1
《プロデューサーリリ》:3
マジック:5種10枚
《天火烈刀斬》:2
《氷刃血解/ミブロック・バラガン・オリジン》:2
《ストロングドロー》:3
《白晶防壁(RV前)》:2
《零ノ障壁》:1

コンセプトは「手札やトラッシュからのレイさんの早出しによる契約デッキとほぼ同速での決着」で、平均キルターンを3~5ターン以内で想定しています。

ここからは、全カードの採用理由について解説していきます。

このカードは、フィニッシャーである《[シャイニングソング]レイ・オーバ》とのコンボでミラージュにセットする、もしくは《戦国フェス メインステージ》や《ストロングドロー》での手札コストとする役割を持っています。基本的にスピリットとして召喚することはありません。
採用枚数は、このカードのミラージュ効果以外にもレイさんを回復させる手段があることから、1枠《[断罪の歌姫]ジャンヌ・ドラニエス》へと譲り、2枚としています。

《戦国フェス メインステージ》とのコンボや早期でのレイさん踏み倒しといった活躍の場が多いこのデッキの重要カードその1です。
地味に《[ハロウィン・パーティ]レイ・オーバ》のミラージュ効果で破棄したり、《[レイさんロックオン]ジャンヌ・ドラニエス》の召喚時効果でトラッシュから回収できるなど、カード状態での挙動も重要になります。
しかし、召喚時効果が強制発揮なので、相手のバーストやカシウスの槍などのカウンターを喰らうとマズい場面では、次に紹介する《[オフショット]ジャンヌ・ドラニエス》を召喚するといったプレイングが必要になります。
デッキの動きの根幹にあるカードなので3枚採用です。

2種類目の私服にして、このデッキの重要カードその2です。
こちらは一切の召喚時/アタック時効果を持たないため、相手の介入を許さず衣装に繋げることができます。
また、レイさんにしか【ショーアップ】できない《[レイさん、はいど~ぞ]ジャンヌ・ドラニエス》と異なりジャンヌの衣装にも【ショーアップ】できる点を活かし、《[レイさんロックオン]ジャンヌ・ドラニエス》や《[白黒幻奏]ジャンヌ・ドラニエス》を直接場に出すこともあります。
《[レイさん、はいど~ぞ]ジャンヌ・ドラニエス》と並び、デッキの根幹にあるカードなので3枚採用です。

《[ハロウィン・ウィッチ]ジャンヌ・ドラニエス》と同じく、基本的にはミラージュ効果を優先するカードです。
しかし、あちらと違い「レイ・オーバ」であるので、《[スターフェス]レイ・オーバ》や《[シャイニングソング]レイ・オーバ》のサポートを受けることができます。その点を活かして、スピリットとして召喚することもあります。
ミラージュ効果だけでなく、スピリットとしても並以上の活躍をし、自身が手札でダブついてもミラージュ効果で使用できることから3枚採用です。

専用効果の【ソロステージ】によって、【ゼロカウンター】の代表格《零ノ障壁》や非契約デッキで採用されることの多い《氷刃血解/ミブロック・バラガン・オリジン》などへの耐性を「レイ・オーバ」すべてに付与する役割が主です。
さらに、アタック時効果でアタックステップ終了メタとバトル終了時に2点バーンを行えるので、詰めの一手としての役割もあります。
基本的に手札/トラッシュから【ショーアップ】/《[白黒幻奏]ジャンヌ・ドラニエス》のミラージュ効果でノーコスト召喚することが多く、また2枚目以降があまり役割を持てないことから2枚採用としています。

このデッキの切り札その1です。
このカードの召喚時効果でのアンブロ2点を連続で叩き込むことを基本の勝ち筋として据えています。
プレイングとして、Lv2からのアタック時効果でミラージュをセットした際、元々セットされていたカードを召喚しない選択が必要になる場合もあります。
このカードを公開領域に持ってくることがこのデッキの勝利への最低条件なので、3枚採用です。

このデッキの切り札その2です。
唯一の相手への直接的な破壊効果を持ちます。
召喚時効果がどちら任意効果なので、バーストやカシウスの槍警戒で素通りすることもあります。
エクストラターンは言うまでもなく強力な効果ですが、このカードはその果てに敗北が待っているので、多少の延命措置と共に勝利を目指しましょう。
詰めのタイミング以外では《戦国フェス メインステージ》で破棄するくらいしか役目が無いので1枚です。

このデッキの重要カードその3です。
このカードのミラージュ効果でトラッシュから各種レイさんを必要に応じて召喚していきます。
スピリットとしての効果も、《[シャイニングソング]レイ・オーバ》とのワンターンキルコンボには必要ですが、個人的には無理に狙わなくても良いのかなと思います。そもそもこのデッキで召喚時を持つレイさんは1種類だけなので、発動する機会が回ってこないこともままあります。
採用枚数ですが、このカード単体ではあまり役割が持てず、トラッシュに落ちても《戦国フェス メインステージ》で回収可能なことから2枚としています。

最後まで採用を迷ったカードです。
採用の決め手はミラージュ効果で、バトル終了まで生き残らなければライフバーン効果を発揮できない《[スターフェス]レイ・オーバ》の気持ち程度の補助として採用しています。
そして、スピリットとしての効果が《[レイさんロックオン]ジャンヌ・ドラニエス》の紹介時に少し触れた多少の延命措置で、条件が少し厳しいものの、『自分のアタックステップ終了時』=『自分のエンドステップ』前にさらに追加でアタックステップを行うことができます。《[レイさんロックオン]ジャンヌ・ドラニエス》の強制敗北は追加したターンの『自分のエンドステップ』に適応されるので、このカードがあれば実質的に3ターン連続で行うことができます。
しかし、やはり単体では役割が薄いことや大きいコスト、このデッキにおいて基本的には《[ハロウィン・パーティレイ・オーバ]》か《[ハロウィン・ウィッチ]ジャンヌ・ドラニエス》をミラージュセットしておきたいことから1枚採用で様子を見ています。

このデッキの初動枠、かつアイボウへの申し訳程度の抵抗カードです。
初手でこのカードと《戦国フェス メインステージ》や《プロデューサーリリ》が揃っている場合、迷わず後攻を選ぶくらいのカードです。
また、各種ジャンヌの必要コアが少し重めなので、その補助としての側面もあります。
早いターンで引きたいので3枚採用です。

往年の詩姫Pには最早説明不要の詩姫界最強のネクサスです。グランシエスタは持て余しますが。
こちらも初動札かつ、このデッキの心臓部といっても過言ではないカードです。
《[白黒幻奏]ジャンヌ・ドラニエス》を探す過程で各種レイさんを能動的にトラッシュに落とし、《プロデューサーリリ》の【神託】や相手のデッキ破棄、アルティメットトリガーなどでトラッシュに落ちてしまったジャンヌを回収するなど、常に動きの根底にあります。
このカードも引けなければデッキの出力が大きく落ちてしまうことから、3枚採用です。

2種類目のコアブースト札としての採用です。
《賢者の樹》系ネクサスの中でも、黄色シンボルの連鎖で配置時にドローも行える点が、状況を好転させうる可能性があるカードとして採用しています。
またライフが減った時の効果も、【ソロステージ】によって場持ちが良いため、効果をフルで発揮する機会が多いです。
とはいえ、初動枠としては効果を活かしきれず、緑シンボルもそこまで重要ではないことから、1枚採用とし、事実上4枚目の《緑の世界》的な役割を与えています。

こちらも初動札です。
【神技】を絡めて、《[シャイニングソング]レイ・オーバ》で2回以上の連続アタックを可能とします。
軽減が少なく、2枚目以降を引くタイミングによっては配置できないこともありますが、1枚は配置しておきたいので3枚採用です。

対ガブルケーニッヒ用の秘密兵器です。
また、《ダークタワー》などの効果による召喚を制限してくるネクサスの対処札でもあります。
バースト効果もシンプルに手札を増やすことができ、元のコストも低いので手打ちしやすいという利点があります。
全体的に癖がなく使いやすいのですが、絶対に引きたい状況が限られているので、2枚採用としています。

防御札その①です。
カウントを使用しないデッキなので、転醒時のアタステ終了を含めて使いやすいカードです。
仮にアタステ終了メタが発生していても、【覇導】のバウンス効果で発生源を潰して無理やりアタステ終了メタを消したり、後続を止める為だけに【覇導】を打ったり、シンプルにフラッシュ効果を使用したりと小回りの効く立ち回りができます。
他の防御札との兼ね合いで2枚採用です。

手札補充、そしてトラッシュへレイさんを送る為のカードです。
このデッキは「戦国フェス メインステージ」があるので、トラッシュにレイさんやジャンヌを送っても再利用が容易という特性を持ちます。
そこで主に序盤に手札の質を高め、中盤以降一気に駆け抜ける基礎をトラッシュに用意できるこのカードを採用しています。
このデッキの全ての動きに直結するので、3枚採用です。

先程も振れましたが、このデッキはカウントを利用しないのでリバイバル前を採用しています。
基本的にソウルコアは「[スターフェス]レイ・オーバ」に置いて置くので、トラッシュへのコアシュートを意識していれば、効果をフルで使えないということは無いと思います。保険として「緑の世界/緑の自然神」の転醒もアリですが、あくまでも保険として、無理なプレイングは避けたほうがいいと思います。
「氷刃血解/ミブロック・バラガン・オリジン」と同じく、防御札の枠の都合2前採用です。

【ゼロカウンター】枠です。
基本的にレイさんとジャンヌ自身は相手の盤面に干渉しないので、より広い対象を見れるこのカードを採用しています。
が、個人的には「光速三段突(RV)」でも良いのかな?と思っているので、環境によって切り替える必要がありそうです。
採用枚数は1枚です。

以上で全カードの採用理由を書き終えましたが、この部分を書いている段階でBORへの参加が決定しました。
果たしてこのデッキで挑むのか、調整を加えるのか、全く別のデッキで挑むのかは未定ですが、この記事を自分でも読み返して、デッキを考えようと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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