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クリエイティブキャリアコーチング

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コーチングに興味がある方、現在セッション受けている方へ・・・貴方の価値と可能性をより探求することをサポートするマガジンです。https://www.timeticket.jp/i…
運営しているクリエイター

#アート思考

自分だけの楽園をつくる

ヴェールに隠された「欲しいもの」極端な話、自分が欲しいものが分かっているだけで、前進しやすくなるものです。悶々とするときは大抵、今の自分が欲しているものがよくわかっていないのではないでしょうか。 同時に、誰しもが、自分が心から欲しいものに気付けない瞬間を経験することも真実だと思います。長年、コーチングを学び、施す者としてそう感じます。欲しいものはあるはずなのに、ヴェールに覆い隠されてしまっている、そんなことは度々起こります。 仕事が忙しい上に資格取得勉強もあり、それぞれが

行き詰ったら「子ども」になってみればいい

ナビ派の画家であったピエール・ボナールは、終生「子どもの魂」に関心を持ち続けました。 大人になった私たちは、きっとどこかで「子ども」でいることに興味を持っているのではないかと思うのです。 本能と理性、アクセルとブレーキその人は、自分の中にある"本能"と"理性"の間で葛藤していました。 本当はこういうことがしたいのに、社会的な目を無意識に気にしてしまい、抑えてしまっている。"アクセル"と"ブレーキ"が両方踏まれている状態に対して、フラストレーションが溜まっているようでした。

「美しさ」をアート思考で探求する

オラファー・エリアソン ときに川は橋となる そこには、人の手で創られた自然現象の美しさがありました  ――― オラファー・エリアソンは、アートを介したサステナブルな世界の実現に向けた試みで、国際的に高い評価を得てきた現代アーティストです。 ■「太陽の中心への探査」2017年  ■「溶ける氷河のシリーズ 1999/2019」2019年  私たちと自然との複雑な関係を反映する彼のインスタレーションでは、光、水、霧などが登場します。エリアソン自身が幼少期に多くの時間を過ごした

「上手・下手」と評価する前に考えたいこと

「私、絵が下手だから・・・」 という言葉を耳にすると、「そんなこと言わないで。それにしても、上手く描こうとしているのかしら」と思います。 「絵が上手いね、飾れるレベルだね」 と聞くと、「評価してくれてありがとう。絵が上手いことに価値を置いているのかしら」と思います。 こんなこと考えているなんて知られたら嫌われそうですが、その「上手い」ってどんなことなのだろうと単純に好奇心が湧きます。 無意識の発言に隠された願い言葉って面白いですね。 その前提に、その人の価値観・信念(行