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クリエイティブキャリアコーチング

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コーチングに興味がある方、現在セッション受けている方へ・・・貴方の価値と可能性をより探求することをサポートするマガジンです。https://www.timeticket.jp/i…
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2020年7月の記事一覧

行き詰ったら「子ども」になってみればいい

ナビ派の画家であったピエール・ボナールは、終生「子どもの魂」に関心を持ち続けました。 大人になった私たちは、きっとどこかで「子ども」でいることに興味を持っているのではないかと思うのです。 本能と理性、アクセルとブレーキその人は、自分の中にある"本能"と"理性"の間で葛藤していました。 本当はこういうことがしたいのに、社会的な目を無意識に気にしてしまい、抑えてしまっている。"アクセル"と"ブレーキ"が両方踏まれている状態に対して、フラストレーションが溜まっているようでした。

「美しさ」をアート思考で探求する

オラファー・エリアソン ときに川は橋となる そこには、人の手で創られた自然現象の美しさがありました ――― オラファー・エリアソンは、アートを介したサステナブルな世界の実現に向けた試みで、国際的に高い評価を得てきた現代アーティストです。 ■「太陽の中心への探査」2017年  ■「溶ける氷河のシリーズ 1999/2019」2019年  私たちと自然との複雑な関係を反映する彼のインスタレーションでは、光、水、霧などが登場します。エリアソン自身が幼少期に多くの時間を過ごした

不運を使命に変えられるか?

「仲の悪い家庭で育ったこと、そして良い大学に行けなかったことを悔やんでいます」 育った環境、そして自分の努力不足から生まれた "不運" を、口惜しさとともに吐露したクライアントがいました。Hさんは自分のありたい姿に向けて前進している最中ですが、恵まれた家庭に育ち一流大学を出て活躍している人を見ると、「所詮、自分はこの程度の人間だ」とあきらめの気持ちになってしまうのだそうです。 「見えない」の再定義昨日、『目に見えない世界をあるく』という本に出合いました。 著者である広瀬

独自性は自分の内面から生まれる

他人の趣味を受け入れていないか?「ほとんどの画学生と、いわゆる成功した画家の多くが「モチーフ」を探そうとして自然の風景のなかに出かけるとき、彼らの内面が乏しいため、無意識のうちに、画廊で見かけて気に入ったほかの画家の絵と同じようなものを作り出してしまう。 彼らはたぶん何百回も自分だけの主題のそばを通り、感じ、楽しんだであろうに、自分の感動をきちんとはかれず、自分自身への信頼に欠けているせいで、それらを無視し、すでに評価を得た他人の趣味を受け入れてしまうのである」 ―― ロバー