写ルンです、がエモい
エモい、なんて言葉、自分が使う日がくるなんて。
若者言葉でしょ?アラサーが使う言葉じゃないよね。
なーんて思ってた自分を恨む。
26年生きてきた人生の中で、はじめてトルコに行った。
旅のお供は、いつものkissX7と単焦点レンズと写ルンです。
写ルンですといえば、わたしたちが中学生くらいのころに流行ったフィルムカメラだ。
人気再熱の理由はよく知らないが、近頃では写ルンですを含むフィルムカメラの写真を、巷でもよく見るようになった。
そんな写ルンですを持っていった、トルコ旅行。
道中、気になるものを撮りながら思ったこと。
これはエモい。
エモい以外の言葉が出てこない。
エモさとは、懐かしさから出てくる感情であるが、もちろんトルコにはこれまで行ったことはない。
はじめて訪ねた場所に、エモさを感じるとはどういうことなのか。
エモいエモい言いすぎだ、とご指摘を受けそうなところでやめておこう。
このエモさは、写ルンですを使った者にしか分からない。
フィルム特有のざらつきと、思い通りにならない被写体のバランスと、言葉で表せない湧き上がる懐かしさに、心惹かれた。
写ルンですはエモい。
理由は知らない。
でも、使えばその理由がきっとわかるはず。
さて、次はどこへ持って出かけようか。
よければサポートもお待ちしております!カメラ機材などに使わせていただきます。