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2012年に上京した時のこと ~人生の転機~

↑2012年8月、東海道新幹線『のぞみ』の車中から

こんにちは、Hana beauty clinic 院長の厚田幸子です。

前回、クリニック紹介を含め、軽く自己紹介させていただきました。
今日は、転職・上京した時のことを、書きたいと思います。

私は、2003年に大学を卒業し、医師10年目(2012年)までは、東海地区の大学関連病院で外科医(専門は呼吸器外科)として働いていました。
外科を選んだ理由は、手技が好きであること(子供のころから手芸店などに通い詰めていました)、そして、医学が進歩した現在でも「外科治療に勝るものはない」ことがまだまだたくさんあるということを実感したということ、です。

野戦病院で働く医師は『知的肉体労働者』だと思います。
日々の診療に加え、休日の回診や当直、緊急手術も多かったですが、とてもやり甲斐を感じていたので、大変ながらも楽しくやっていました。
何といっても、患者様や周りのみんなの応援が、最高の励みでした。

ただ、医局に敷かれたレールをひたすら走り続けるうちに、だんだんと疑問が生じてきました。
私はこのままで、いいのだろうか?
私がなりたい未来像は、このレールの先にあるのだろうか?

…ちょっと違うということに、気付いてしまいました。

それからは、様子を伺いつつ、レールの続きを走り続けました。
そして、2012年に転機が訪れ、「これはチャンスかもしれない」と思い、大学院(当時2年)を辞め、上京しました。

さようなら、名古屋。
15年半、ありがとう。

働くということは、楽なことばかりではなく、我慢や苦労をしないといけない場面も多々あります。
責任を持って働く以上、簡単に放棄はできません。
ただ、今置かれている環境でどんなに努力しても、

「なりたい自分が見えない、未来予想図が思い浮かばない。」

そう感じた時が人生の転機であり、行動を起こす時だと学びました。

ちなみに私にとって1度目の転機は大学入学(1997年)、2度目が上京(2012年)、3度目が今回の開業(2020年)かなと、思っています。

ちょっと長くなってしまいましたが、一度書いてみたかった内容でしたので…。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

これからも、よろしくお願いいたします。

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