ファティマの聖母*平戸・生月*カトリック壱部教会
野ばらの匂う ルルドの岩屋
ファティマの丘の 楡(にれ)の林に
現れましし み母のみ手に
揺らぎかかれる ロザリオの珠
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カトリック聖歌「のばらのにおう」
ファティマの聖母 記念日(任意)
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今日はファティマの聖母のお祝い日でした。
わたしたちが神様を悲しませてしまうことのないように、もし悲しませてしまったとしても、また神様のもとへ戻れるよう、回心の恵みが与えられますように。
ファティマの聖母は、雲に乗り、ロザリオを手にされているお姿が印象的ですね。
写真は今年の春に撮影させていただいた、平戸・生月島のいちばん北にあるカトリック壱部(いちぶ)教会です。
シスターのお話によると、こちらの美しいファティマの聖母像は50年ほど前に、ご結婚された信者さんご夫婦が教会へ寄進されたものなのだそうです。
ファティマのマリア様が手にされているロザリオがずいぶん長いなぁ…と思って数えてみたら、なんと11連ありました。
かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。