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ヨハネによる福音書*イエスは、「さあ、来て、朝の食事をしなさい」と言われた。

さて、陸に上がってみると、炭火がおこしてあった。その上に魚がのせてあり、パンもあった。

イエスが、「今とった魚を何匹か持って来なさい」と言われた。

シモン・ペトロが舟に乗り込んで網を陸に引き上げると、百五十三匹もの大きな魚でいっぱいであった。それほど多くとれたのに、網は破れていなかった。

イエスは、「さあ、来て、朝の食事をしなさい」と言われた。

弟子たちはだれも、「あなたはどなたですか」と問いただそうとはしなかった。主であることを知っていたからである。イエスは来て、パンを取って弟子たちに与えられた。魚も同じようにされた。

イエスが死者の中から復活した後、弟子たちに現れたのは、これでもう三度目である。

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ヨハネによる福音 21.9-14
復活の金曜日 福音朗読
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復活の金曜日のミサでは、復活なさったイエス様が弟子たちに朝の食事を整えてくださるという、なんとも幸福に満ちた様子が語られています。

何かの映画のようにばばーん!と音がするでもなく、眩しいほどの光に目が眩むでもなく…弟子たちの中に自然に溶け込んでいらっしゃる様子は、神様が私たちとともにいるということは、こんなにも自然なことなのだと教えてくださっているかのようです。

長崎の爆心地公園の桜は、満開を過ぎつつある感じです。

夕方近くの時間は、旅行の方々だけでなく、犬のお散歩や、近くで夕飯のお買い物、お仕事帰りの方々なども行き交うころ。

平和への思いを胸に、皆さま無事にお帰りくださいますように…

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。