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5月21日(日)*雲仙殉教祭・記念ミサが捧げられます

殉教の山に登りて 聖(ひじり)らの
いさおし讃えて ともに歌わん

いさおしは よろずの国に よろず世に
ほめたたえられ 永遠(とわ)に輝く

熱き湯を 背中(せな)にかけられ 耐えに耐え
主のみ名呼びて いのちを捧ぐ

いさおしは よろずの国に よろず世に
ほめたたえられ 永遠(とわ)に輝く

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雲仙殉教讃歌(1.2番)
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明日5/21(日)は、雲仙殉教祭です。

禁教下にあった江戸時代、島原半島にある雲仙温泉の熱湯に投げ込まれるなどの拷問を受け、殉教したキリシタンたちがいました。

遠藤周作の小説「沈黙」が映画になりましたが、視界が遮られるほどの湯けむりの中、縛り付けられたキリシタンが柄杓で熱湯をかけられるオープニングのシーンを記憶している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

信仰を証するお恵みに与った殉教者のために祈り、またその取り次ぎによって、いまの私たちにもできる証をするための力をいただけますように。

記念ミサには手話通訳がつきますので、必要な方は遠慮なく前方へおいでください。通訳が見やすい席をご案内させていただきます。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。