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長崎編み*日本二十六聖人のロザリオ

2月5日が記念日でもある、日本二十六聖人のロザリオをホームページにてご紹介させていただきました。

私も3年ほど前に、パリミッション(パリ外国宣教会)のフランス人司祭から教えていただいたロザリオなのですが、殉教者の取り次ぎを願い、神様にすべてを委ねていく恵みを願いたい方に、ぜひ手に取っていただきたいロザリオです。

まだ列聖される前、西フランスのラ・サール会のカトリック学校の発祥で、二十六聖人のうち幼くして殉教したルドビコ茨木(12歳)、アントニオ(13歳)、トマス西(14歳)の3人を子どもたちの模範にするために、当時のアメ神父によって考案されました。

輪の部分が2連になっていることで、ちょうど全体が26珠になっており、また殉教の色である赤い珠であることが必要です。

列聖された際にピウス9世教皇にも承認され、ポンマンにご出現されたマリア様とも非常にゆかりが深いことが知られています。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。