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大人になるとあっという間に時間が過ぎるのは、トキメキがなくなったから。

みなさんは最近、1日終わるのが早いと感じますか?それとも遅いと感じますか?

コロナで休業になり、外出自粛になってから早いもので1ヶ月が経ちました。休業前は1ヶ月も休みか〜と思っていましたが、あっという間に月日が過ぎ、気づけば1ヶ月。

仕事をしている時と家にずっといる今では、時間の流れ方がぜんぜん違く感じるのは私だけでしょうか…
今回はそう思った時に、ふと思い出したテレビのフレーズについて、掘り下げてお話していきたいと思います。

チコちゃんの言葉

「大人になるとあっという間に1年過ぎるのは、人生のトキメキがなくなったから〜!」

NHKのチコちゃんに叱られる〜素朴な疑問にあなたは答えられますか?〜という番組の、5歳児のチコちゃんのセリフです。(気になった方は検索してみてください!)

まさに私はこれだと思いました。
1日があっという間に感じられるのはトキメキがないから。

トキメキとは具体的に言うと”心がどれくらい動いたか“ということ。

販売員はいつも新しい人に出会い接客をします。初めましての方とお話をすると、「どんな人なんだろう?」とワクワクするし、時には嬉しいお言葉を頂いてジーンとくる時もあります。逆にお客様からお叱りを受けたり、何かミスをした時はシュンとしてしまう時もあります。

そんな心が動く瞬間が多ければ多いほど、接客が終わって時計を見て「まだこんな時間か。意外と時間経ってなかったんだな。」と思ったりするんですよね。

でも家にいると、掃除、洗濯、料理、読書、勉強など、できることが限られているので同じことの繰り返し。ワクワクすることがないので、同じルーティーンで、気づけば「もう1日終わりかー。」となるんです。

楽しい時間もあっという間に過ぎる

好きな人と一緒にいたり旅行したりしていると、楽しくて時間てすぐ過ぎますよね?ウキウキ、ワクワクで刺激があるから、上で書いた理論でいけば時間は長く感じるはずでは・・・と思って調べてみると、ある記事にこんな記載がありました。

物事に熱中していると、その時間は短く感じられる。仕事と自分が一体となって一種の「没我」の状態になっている状況では、はっと気付くともう数時間が経過しているということがよくある。(https://president.jp/articles/-/14331)

これは仕事を例にしていますが、”熱中”という観点で考えると、好きな人と一緒にいる時ってその人に気持ちが”集中”しているし、旅行している時は旅をすることに”夢中に”なっている。つまり何かに熱中していると、心が動くというよりも、熱中の方が上回って時間が早く感じるのかもしれません。

感受性豊かな人の方が、その時その時で、時間の感じ方に大きな差が出ている気がします。脳が楽しいと感じると時間は短くあっという間ですが、不得手で嫌なことをしている時は時間が長く感じる。

一方、何があってもあまり感情が動かず動じない人、なんでも卒なくこなしてしまう人って時間の流れが早そうですよね。(偏見かもしれませんが・・・。)脳がその瞬間をどう感じるかで、人それぞれ時間の感じ方は変わってくるんだと思います。

脳がトキメく一日を過ごすために

変わらない毎日でなんとなく日々が過ぎていく。そんな方は、ぜひ一日に一度でいいので、”感情が刺激される瞬間”を作ってみてください。お腹から笑えるバラエティー番組を見る、泣ける映画を見る、心温まるホームドラマを見る。動画ばかり挙げてしまいましたが、視覚から訴えた方が感情は動きます。そして可能な方は、友達や大事な人と、Zoomなどでたくさん話をするのもいいですね。

”トキメキ”なんて若い時だけの話と思っている方も多いかもしれません。でも子供みたいに、一瞬一瞬にトキメくことが少なくなった大人にこそ、心が動かされたらその余韻にたっぷり浸って、大事にその時間を過ごしてもらいたいなと思います。

心がけ次第でトキメキは取り戻せるし、その方が人生もちょっと楽しくなると思いませんか?


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