過去の自分を変えた言葉があるよ、という話。

昨日の記事もたくさんいいねをつけて下さいました。それに加え、様々な反応を頂きましてありがとうございます。まだ読んでない人も、よければ読んでやってください。

そして今回も心を込めて書きましたので、いいねボタン、さらにはクリエイターサポートもよければお願いいたします。

それでは本題へ。

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今回の記事は、シャドバおよびその他あらゆることに「飽きてきた」と感じてしまっている人に向けて書いたものです。

その前に、ある動画を紹介します。

日本人初のプロゲーマー、梅原大吾さんをご存知でしょうか。ストリートファイターを専業でプレイされている方で、野球でいえば野茂英雄さんやイチローさんのような存在です。「ウルトラストリートファイターⅣでの最高ランキング」と「最も視聴されたビデオゲームの試合」の2つでギネス記録まで保持されている、要するに神様みたいな存在です。

そしてこの方、ゲームももちろん凄いんですが講演会も非常に評判がよく、口調が落ち着いていて、それでいてユーモラスで、とても含蓄のあるお言葉を頂けます。お時間あるときにぜひ見てみてください。

今回は、その講演の一部を引用して話をしていきます。43:14から。

「初心者の方を見てて、どんどんゲームが上手くなってきていて、しばらくゲーセンで見なくて久々に会ったときに『どうしたの?』って聞くと、『飽きた』って言うんですよ。で、何に飽きたんだろうな、って思うと、ゲームに飽きたって言うんですけど、これ違うんですよ。ゲームに飽きたんじゃない。成長しないことに飽きたんですよ」「昨日と今日やること一緒、だからゲームがつまんないってことにしてるんだけど、問題なのは成長しない自分の方なんですよ」

僕が何の気なしに聞いていた時に、つい見入ってしまった場面です、心に刺さりすぎて鳥肌がたったのを覚えています。

当時少しシャドバから離れていて、PS4のRPGを片っ端から片付けるということをしてました。(スカイリムめっちゃやりました。)当時の僕はシャドバから逃げていました。当時私はエルフが大好きだったのですが、一時期エルフが冬の時代を迎えたときに「つまんない」って言いながらリタイアを押したり。もちろんメタの研究や、エルフ以外のデッキを試したりもしていません。

要するに「飽きた」んです。

勝手に「飽きた」ことにしていました。

でもこの言葉を聞いた後、梅原さんに、

「それは飽きてしまったお前が悪い。お前が負けたんだ。」

って言われた気がしたんです。

そんな意味で講演をされてはいなかったと思います。しかし、これは自分の心を強く突き刺しました。自分はこのゲームを最後まで楽しんだのか?なんとも屈辱的でした。ここでシャドバから本気で離れてしまったら、今までなんとか成長しようと頑張ってきた数年間はどうなるんだろう。ツイキャスでほぼ毎日配信したり、ESに行くために毎週一時間電車に揺られたり。あの日々を捨て去ってまで、「飽きた」と言い張るつもりなのか?

悶々と考えた末、僕はPS4の電源を切り、シャドバを開いていました。新弾が出て1週間後だったのですが、インストールすらしていません。早く100%になってくれ!!!!と、もう飛びつきたいほどに。それぐらい、めちゃくちゃ悔しかった。そんなことを覚えています。(それから一度もスカイリムは開いていません。ごめんな。)

まずは何から始めようか。僕はopenrecとyoutubeを同時に開き、プロや有名配信者の配信アーカイブを片っ端から見て研究しました。気づいたところはメモをとり、疑問があるときは一度再生を止めて考える。もう学校の勉強と一緒でしたね。高3のときに毎日10時間以上、死ぬほどやった勉強がこんなところで生かされるとは。

キャプチャ (2)

(PCを替えたので当時のメモは残っていませんが、UCL環境で同じことをしたものが残っていました。進化ロイヤルですね。まだ理解が浅い時期です。)

そのころから、肝に銘じていることがあります。

勝てないのは誰かのせいじゃない。環境のせいでもない。

自分が成長してないから勝てないんだ。

こう思うと、相手がブン回りで理不尽に負けようが、これは自分の構築が弱いんだ、もしくは使っているデッキの立ち位置そのものが悪いんだ、そう思えるようになってきました。

上手い人からしたら当たり前のことに、自分はまだ気づけていなかったんです。

色んな楽しみ方を用意してくれているのにそれに気づかず、何だかんだ周りのせいにしてシャドバから離れていた時期が私にもありました。でもそんな自分を引き戻してくれたのが、この梅原さんの言葉でした。

ゲームでも何でもそうですが、何かができないことを周りのせいにするのは本当によくない。そんなの、誰も幸せになりませんから。じゃあできるようにするためにはどうすればいい?って、すぐに思考をスイッチして考えられるようになりたいですね。

ですから皆さん、7T専門店と1T異形に文句を言うのはそろそろやめにしましょう!(迫真)

その人がどう思おうが私には関係ありませんが、それを他人の目や耳に無断で入れていい権利なんて存在しません。そして言動や行動は、その人の成長を止めてしまっています。

上手くなりたいなら行動せよ。

なんてことを、最近の動向から感じますね。

過去の自分への自戒も込めて、ここに書き記します。

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