今日3月21日は、珍しいお花たちとの出会いづくしの一日でした。
こんばんは。みなさま、今日という日をいかがお過ごしでしたか?
私は、今日、春分の日、ご先祖さまのお墓参りに行ってきました。
この時、お墓のそばで、また、その道中に寄ったお寺の境内で、たくさんのきれいなお花たちと出会うことが出来ました。
先ほど、その出会いに感謝しながら、ふとそれぞれの花言葉を調べてみたくなってネット検索してみました。
すると、どれもこれもが「ありのままの今の私」を表しているように感じられて、ますます嬉しさと幸福感とが溢れ出してきました。
自分を励ますために。
また、写真を通して発せられているであろう癒しエネルギーが必要な人に届くことを願って、そのいくつかを置かせていただきます。
【白いタンポポ】
花言葉:私を探して
【白い花桃】
花言葉:純真
【白い八重咲水仙】
花言葉:神秘
【八重咲の椿】
花言葉:控えめな素晴らしさ
【レンギョウ】
花言葉:希望の実現
こちらレンギョウ、正直、よく見かけるお花ですよね。珍しくはない。
だけどね。
よく見かけてはいたけれど、その花の名を私は今まで知りませんでした。
今日、実は母と行動を一日共にしていたのですが、母がお花に少し詳しくて。この花の名も母は知っていました。
――レンギョウ。
そしてまた、母が思いもかけず、この花にまつわる思い出話を聞かせてくれて。これがとても面白かったもので、街中で普通に見かけるレンギョウではありますが、珍しいお花との出会いの記事の一つに入れさせていただきますね。
その想い出話というのは‥。
毎年、華やかに春の訪れを告げてくれていた黄色のレンギョウ。ところがある年、蕾をつけることなく枯れていってしまったそうなんです。
不思議に思って根っこを掘り返してみると、土と一緒に大量の蟻がわんさか、わんさか、蜘蛛の子を散らすように逃げていくのでとっても驚いたそう。
何度かそうして木の根元を掘り返し、幹をしっかりと持って上に持ち上げてみると、スポンッと軽く抜けたそうなんです。
この時点で私は真っ先に「大きなカブ」の絵本の世界を頭に思い浮かべ、思わずクスリとしてしまいました。
大きなカブのように、スポンッと抜けてしまったレンギョウ。
根っこが全く機能していないのですよね。
そう、なんと根っこがほとんどなくなってしまっていたんですって。
どうやら、大量の蟻たちがレンギョウの根っこを食べつくしてしまったようなのです。
確かに、優しさ気に花を下向きに咲かせるレンギョウ。その花の蜜も、また根っこも、とっても甘そう。
蟻たちも、食べられそうなものがなくて仕方なく‥というよりかは、甘い根っこを喜んで食べていたのかもしれません。
枯れてしまったレンギョウには可哀想でしたが、蟻を幸せに導くこととなったのですから、その死は決して無駄ではありませんよね。
お彼岸の中日、春分の日に出会った珍しいお花たちと、レンギョウと蟻の生と死と。
いろんなご縁、輪廻の不思議を感じながら、今日の記事を終えようかと思います。
今日もこうして最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。
ではまた。穏やかな眠りへと皆さまが誘われていきますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?