ナムジュンと探す「幸せのドアの鍵」
5/2のWeverse「Weekend Interview 」で、ナムジュンの幸せは日常の中にあるという主旨のメッセージを読み、2019年12月14日に配信されたV LIVEを思い出した。
後半の37:17あたりから是非観てみて下さい。
いつも通りとても早口で熱く、言葉がどんどん溢れ出るナムジュン。
とても哲学的で、私には理解するのに時間が掛かかった部分もある為、咀嚼を加えた要約を・・・
【要約(意訳含)】
僕は、「あの時、あんな風にすべきじゃなかった」という過去の後悔や「将来どうなるのか」「自分がこの道を選んだのは正解だったのか」という未来の不安はあまり考えていません。
そして実は「あの時どうだった?」と過去の事を聞かれてもあまり思い出せないんです。
それは、僕はただ漫然と過ごして来たのではなく、それだけ自分の感情をリアルに感じながら、その時々の「今」に集中して一生懸命過ごしてきたからです。
僕は、希望や不安・・・そういう漠然としている事は考えず、今の自分に「自分は良くやっている」と声を掛けています。
やりたくない事や面倒な事は、避けて過ごしていても、どうせ必ずやってきます。
でもそんな面倒だったり、無駄だと思える事に費やした一日にも意味があるのです。
僕は幸せになろうと生きていますが、過去がどうだったか、未来はどうなるのかという事にはあまり拘らず、今、僕が持っている人、モノ、事を一生懸命大切にしながら暮らそうと思っています。
僕が若干27歳にしてやっと感じるのは、いい事、幸せだと思う事に種類はあまりない、という事です。
家族、友達、ARMY、音楽、展覧会、芸術、自然・・・と、種類があまりないのですが、その反面、嫌で面倒な事はすごく種類が多いです。
そして、幸せを感じる準備が出来ている人達は常に幸せだと思うんです。
人は皆、幸せの鍵、ポジティブな事の鍵を確実に握っているものです。
今年の僕にとってのそれは、テレビドラマでした。「ストレンジャー・シングス」「SKYキャッスル」が大きな癒しで、それを観ている時はすごく幸せでした。
僕が感じる日々の「暮らし」の中の幸せとは、そういうものだと思います。
自分のドアにはどんな鍵が必要なのか明確に分かっていて、特別な事はないけれど、些細な事に感動したり、感激したり、インスピレーションを得るそれぞれの瞬間があるから、何でも沢山挑戦してみるのが重要なんじゃないかと思います。
皆さんそれぞれの幸せのドアに合う鍵を見付けられますように。
「幸せのドアの鍵」とは
ここでナムジュンが言っている「幸せのドアの鍵」とは、日々の暮らしの中で、幸福感を得られる為のエッセンスの事。
その鍵を増やしていく為に、失敗を恐れず色々な事に挑戦する事で、その鍵が増え、毎日を、人生を豊かにしていけると。
日々の暮らしの中に幸せは溢れていると気付かせてくれたこのVLIVE。
ナムジュンに教わる「自己肯定感」の高め方
更に、この文字起こしをしていて気付いたのが、前段でナムジュンが話している事は全て、「自己肯定感」を高める為に必要な事だという事。
・過去を振り返ったり、漠然とした未来に不安ばかりを唱えないこと
・今の自分に「良くやっている」と声を掛けてあげること
・自分の心が喜ぶ事を常に探すということ(=「幸せのドアの鍵」を見付けること)
これらは全て、自己肯定感を高める為に必要とされている事の一部で、彼らがメンタルトレーナーとのやり取りの中で身に付けていったものなのではないかと推察する。
「幸せを感じる準備」とは
そして、特筆したいのが、この「幸せを感じる準備」という言葉。
幸せについての定義は人それぞれだけど、共通して言えるのは、幸せな人は「嫌な事から逃げている人」ではなく「自分の心が喜ぶ事を探し、実行している人」だと思う。
つまり、「幸せのドアの鍵」を常に探そうと意識している人。
そして、そんな自分の心の声に耳を傾けている人は、自分の軸も定まり自分らしさも輝いてくる。
人は似た様な毎日を送っていても、簡単な気持ちの持ち様で幸せになれるものだ。
それがナムジュンが話す「幸せを感じる準備が出来ている人」なのではないか。
例えば、雨が降った時「雨が降って嫌だな、外出するのは億劫だな・・・」とだけ思う人もいれば、「しばらく雨が降っていなかったから、明日は綺麗な青空が見れる!」とプラスに捉える人もいて、それはつまり、その人自身の考え方によって幸福度が人により違ってくるという事。
同じ現象も、感じる人によって価値は全く違ってくるなら、どうせならプラスに捉えたい。
その事をナムジュンは当時27歳にして悟っている。
私自身、あまり自己肯定感の高い方ではない・・・いや、むしろ低い方と言えるかも知れない。
自分が我慢をして丸く収まるならそれでいいと思う方だし、自分にネガティブな関心を向けられれば、反論するよりも、そんな風に思われる自分に甘さがあると思ってしまうタイプだ。
でも、人にとって一番不幸なのは、「自分に嫌われる事」。
完璧な自分ではないけれど、そんな自分にも「出来る事も沢山ある」という事実に目を向け自分を肯定してあげたい。
それが彼らが言う「Love Myself」でもあると思う。
運動もし、芸術も愛し、本ももっと読み・・・自分の感性や感受性を総動員して、ナムジュンの言う「幸せのドアの鍵」を沢山見付けたいと思う。
幸せのドアの鍵を探し、幸せを感じる準備をする。
この言葉は私を支えてくれる私の「言葉の杖」になっている。
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