会津の女

2020年12月14日 09:55

現在52歳の私が諦めの日々から抜け出すまでを纏めました。

＊おまんこ問題

私のおまんこ問題は気持ち良さがわからないと言う事です。30年以上前からという年季物です。
全身の感度も徐々に落ちていってるような気もしていました。いや、実際落ちてました。
悩んだ時期もありましたが時が経つにつれ、仕方ないと半ば諦めるようになっていました。

＊Twitter

気持ち良くなる事をすっかり諦めてた2018年春、急に｢このまま終わっていいのか｣という気持ちが湧いてきました。
それはきっと50歳になるという事と閉経した事実が重なり合ったせいだと思います。
そこからネットで性感開発を謳ってる人たちを探して会うようになりました。
ですが私の問題を解決してくれるような人には出会えませんでした。
その会った内の1人からTwitterにも性感開発を謳ってる人がたくさんいると聞いて放ったらかしにしてたTwitterを覗くようになりました。
そんな中であなる先生やその界隈の皆さんのアカウントにも辿り着きました。
2018年秋の事です。
初めて見たTwitterの中の先生は何となく怪しげに感じました。
どういう施術をしてるのか興味は湧いたけどこの時はまだフォローはしませんでした。

＊ヌキポン体験会前

2019年春。
この頃には頻繁にTwitterを覗くようになっていました。
相変わらずフォローはしてなかったけどTLに流れて来る先生のツイートを見て先生自身、先生の施術への興味は深まっていました。

｢中イキには云々、、、｣
｢感じる為には云々、、、｣

Twitterには色んな情報が溢れていました。
そんな中で固い身体、特に股関節が固い事が気持ち良さを阻害するらしいと目にしました。
チネイザンも何だかいいらしいと目にしました。
そこで元々、股関節の固さが気になっていた私はまずこかんせつをさんの施術を受ける事にしました。
どうしてせつをさんだったかと言うと春BARで股関節に特化した施術をしているというツイートを見たからです。
せつをさんの施術を受けたのは6月末。
松子事務所立ち上げ数日前の事でした。
この時、せつをさんに先生や松子さんはどういう人なのか聞いてみました。
どう言っていたか忘れてしまったけど先生は悪い人ではないらしい（笑）とわかって帰り道で先生をフォローしました。
そして、この日から施術を受けようか迷うようになりました。

せつをさんの施術から2ヶ月後、ちふらさんでチネイザンの施術を受けました。
こちらでも先生について聞いてみました。
そして施術を受けようか迷っているとも話しました。
｢合う合わないはあると思うけど受けてみるのはいいと思う｣と言って頂きました。
そして｢先生ほどおまんこの事に詳しい人は他にいない｣と言う事も。
その言葉で｢施術を受けたい｣と強く思いました。
なのに踏み出せませんでした。
それには年齢が関係していました。
施術を受けている大半は若い人達だと思っていたからです。
50齢の私が行っても良いのかと尻込みしていました。

悶々と迷いながらTwitterを覗く毎日。
そんな時｢40代以上限定のヌキポン体験会｣が開催されるというツイートを目にしました。
ちふらさんに伺ってから数日後の事でした。
このタイミングでこの告知。
逃す手はないとすぐに参加表明しました。
そしてこの時、ちふらさんで言われた言葉を思い出していました。

｢人は出会うべき時に出会うべき人と出会う｣
｢必要としている時に新しい出会いは訪れる｣

まさに今、この瞬間の事なんじゃないかなと思いました。
せつをさんの施術、ちふらさんの施術を経てそして先生。私が出会うべきなのは、必要としているのは先生なんじゃないかと思いました。

＊ヌキポン体験会

2019年9月28日。
初開催の体験会はとても和やかな雰囲気でした。
初めて見る先生は近寄り難い雰囲気はあったけどでも、とても魅力的な人だと感じました。
緊張のヌキポン体験では気持ち良さを感じる事は無かったけど先生に｢宝の持ち腐れ｣と言われた事がとても嬉しかった。
私のこの気持ち良くなれないおまんこにも宝があるのかと思ったら本当に嬉しくなりました。

体験会に参加した事で更に強く施術を受けてみたいと思いました。
それなのにまた躊躇してしまったのです。
今度は別の不安を感じてしまいました。

｢あんなにおまんこに詳しい先生の施術を受けても何の変化も感じられなかったらどうする？｣

今思えば余計な事をあれこれと考えていたもんだと思うけど、当時は考えずにいられなかった。
これでダメだったら本当にもうこのままで女を終えるしかないんだと思ったから。
烙印を押されるような気がしたから。
やっぱりそれは悲しかったし怖かった。

※後に先生は体験会時の私の顔を｢草履の裏｣と表現しました。表情が無くて暗かったみたいです。
自分では笑顔でいたつもりでしたけど。
私の内面を見られていたのかも知れません。

＊決心

体験会後から施術を受けたいと思いながらも決めきれずにいた私ですが、時々池袋に行くようになっていました。それは先生に会うためでもありました。
おまんこ講座、ミニTOSS、女性ホルモン勉強会。
その女性ホルモン勉強会の時の事です。
その時の参加者さんは、皆さんいわゆるヌキポンヌ（あなる先生の施術を受けた事がある人の呼び名）でした。
それぞれの体験や先生の話を笑顔で楽しそうにしていました。
そんな様子を真近で見て私は我に返ったと言うか、喝を入れられたように感じました。

｢何を躊躇っているの？｣
｢いつまでこうしているつもり？｣
｢何のためにここにいるの？｣

皆さんが羨ましかった。
皆さんのように笑いたいと思いました。
そして決心したのです。

決心したら後は行動するだけと勉強会後に行ったあほんだらで施術の予約を入れました。
予約は1ヶ月後。

＊施術

2020年1月。
体験会に参加してから4ヶ月、やっと1回目の施術を受けました。
先生の施術はこれまで会った開発系の人たちとはまったく違うものでした。
膣内の状態を説明しながらの施術はさながら医者と患者のようだなと感じていました。
気持ち良くなれない理由も説明してくれました。
施術でその理由を取り除いてくれたけど気持ち良さに繋がるにはまだ時間がかかるようでした。
それでも理由がわかった事で真っ暗闇だった私のおまんこ問題に光が差しました。

施術を受け続けようと決めました。

2回目、2月。
施術が進む中で先生に｢次の施術は外やな｣と言われました。

｢ネットカフェか｣
｢映画館もいいな｣

それを聞いてドキドキしました。
そういう場所でコソコソとイタズラしたりされたりするのが好きだったから。
先生にもそう伝えたら｢次は野外活動で決まりやな｣と。
でもそれは私の背徳感みたいなものを刺激する為にこの場限りの事で言っただけだと思ってました。

施術後、先生と松子事務所に向かいました。
（私は施術後必ず松子さんに個人面談をお願いしていました）
そこで次回の予約をお願いしている時に映画館の話になりました。

そして映画館での施術が本当に決まったのです。

＊映画館

映画館に行くと決まったものの半信半疑でした。
予約日の数日前に先生に確認しました。
｢本当に行くんですか？｣
｢行く｣
顔が火照るのがわかりました。
本当に行く。映画館に。先生と。
こんな事この先無いだろうなと思いました。
これは楽しむしかないと思いました。
2回目までは医者と患者のような気がして先生に距離をおいていたけどそれではダメだと思いました。
もっと懐いて楽しまないと勿体無いと思いました。
楽しもうと決めました。

当日、指示通りノーパンで池袋に向かいました。
とても気持ちが高揚していました。
春BARから手を繋いで並んで歩き、
そして映画館へ。

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この映画館施術でずっと諦めてきた腟内の気持ち良さを感じる事が出来ました。
どうしてそれが出来たのか。
正直自分でもハッキリとした答えは出せません。
ただ、シチュエーションが私の｢好き｣であった事、楽しむと決めた事が私の何かに大きく作用して気持ち良さを感じられる事に繋がったのではないかと思っています。

長い間止まったままだった私の女の部分がこの日、動き出しました。

＊変化

動き出した私の女の部分は先生に会うごとに、施術を受けるごとに変わっていきました。
先生がくれる色んな刺激がおまんこに伝わるようになっていたり。
触れられただけで崩れ落ちるようになっていたり。
よくわからない身体の変化に自分でも戸惑うほどです。

他にも。
本来は人見知りで人付き合いが苦手です。
特に群れるのが苦手だったけど積極的にそういう場にも行くようになりました。
人に会うって楽しいなと思えるようになってきました。
池袋のコミュニティは私にとって欠かせないものとなっています。

これまで縁が無かった楽器も始めました。
運動神経悪いけどバク宙の練習にも参加したりしています。
他にもやりたい事がたくさん出来ました。

きっとこれからも私は変わって行くんだと思います。
どんな風に変わって行くのか自分でも楽しみです。