ありがとう! 金崎夢生

2018年7月24日、鹿島アントラーズの金崎夢生選手の移籍が発表されました。

2015年2月10日、ポルティモネンセSCから、期限付き移籍で、鹿島アントラーズに加入してから、約3年半。

長かったような、あっという間だったような、本当に楽しい時間を一緒に過ごすことができました!

感謝の意味を込めて、鹿島アントラーズ時代の3年半を振り返ってみたいと思います。(個人的な忘備録です)

◆鹿島 FW金崎を獲得!“サプライズ登場”で今季へ意気込み

2015年2月10日の前日のキックオフパーティでの発表、本当に驚きました! 確か、日本復帰は報道されていて、名古屋が候補という報道もあったので…。

加入ニュースを聞いた時の第一印象として、鹿島に合うのかな? が本心でした。U23時代の柴崎岳選手との揉め事? の報道もあったから、3年半も所属してくれていたなんて、今から考えると、本当に考え深いです。

◆鹿島アントラーズ時代 リーグ戦初出場

2015年3月8日 清水エスパルス戦(A)

金崎のシュートは、相手DFの手に当たったようにも見えたが、笛は鳴らなかった。←このシーンが印象的だった。その相手DFが、今、鹿島アントラーズに所属しているとは…。

◆鹿島アントラーズ時代 リーグ戦初ゴール

2015年3月14日 湘南ベルマーレ戦(H)

この試合には、結局、負けてしまったけど…。ACLもリーグも結果が出ていない中、夢生さんのゴールは、一筋の光でした☆

◆2015年10月24日 湘南ベルマーレ戦

この試合に負ければ、Jリーグセカンドステージは、ほぼ終戦。。。そんな中、後半アディショナルタイムに、CKから夢生さんのヘディングシュートでゴール! 夢生さんのヘディングシュート、大好きでした!

◆2015年ヤマザキナビスコカップ 決勝

湘南ベルマーレ戦の敗戦からの次の試合だった、ヤマザキナビスコカップ決勝。この試合、2015年のベストととも言える内容で、スタジアムで観戦していたけど、本当に楽しかったです!

試合終了後のインタビューで「お父さんがね、誕生日だったんで。パパ~! おめでとう」っていうのは、夢生さんらしさ? かな。

2013年、2014年とタイトルが取れていなかった中での久しぶりのタイトル。優勝が決まった時、ゴール裏と選手で一緒にやったオブラディは最高の時間でした!

◆鹿島アントラーズ 完全移籍後 リーグ戦初出場

2016年2月28日 ガンバ大阪戦(A)

シーズン前、鹿島アントラーズへの完全移籍がすんなり決まるかと思いきや、海外移籍があきらめきれず、ポルティモネンセSCに一度戻り、鹿島アントラーズのキックオフパーティで、完全移籍が発表された時には、本当に驚きましたし、また、一緒に戦える喜びでいっぱいでした。

このガンバ大阪戦の時、夢生さんのチャントが初披露されて、この前の柏レイソル戦までたくさん歌ってきました♪ 夢生さんがどう思っていたかは分からないけど、少しでも後押し出来ていたら嬉しいな。

◆2016年Jリーグ 1stステージ 優勝

2016年6月11日 浦和レッズ戦(A)

おそらく、1stステージ優勝に大きく近づいた1勝。岳さんから夢生さんへのパスからのゴール! 体ごとゴールに突っ込むような形のゴールは、夢生さんのゴールへの執着心の表れだと思います。

◆2016年Jリーグ チャンピオンシップ 準決勝

2016年11月23日 川崎フロンターレ戦(A)

2stステージでは、成績は振るわず、夢生さんもゴールを決められず…。本当に苦しい中で迎えた川崎フロンターレ戦。この夢生さんのゴールが、私の中で、一番のベストゴールです! ゴールが決まった瞬間、真っ先にゴール裏に駆け寄ってきて、吠えていた夢生さん。本当にカッコよかった…。

◆2016年Jリーグ チャンピオンシップ 決勝

2016年12月3日 浦和レッズ戦(A)

夢生さんの2ゴールでつかんだ、Jリーグタイトル。足の状態が万全でない中、頭から飛び込んだ1ゴール目、優磨選手から譲ってもらったPKの2ゴール目。まさに鹿島アントラーズのエース、ここにあり! 夢生さんには、本当に感謝しかないです…。

◆FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016 第1ラウンド

2016年12月8日 オークランド・シティーFC

FIFAクラブワールドカップは準優勝という結果に終わりましたが、個人的には、一番、苦戦した印象だったのが初戦。88分に夢生さんのゴールで勝利!

試合後の夢生さんのコメントが印象的でした

「開催国代表として責任を持ってプレーしたいと思っていた。」

おそらく、今後のサッカー人生においても、それぞれの立場において、責任を持ってプレーしていく姿勢は変わらないんだろうなと思います。

◆AFCチャンピオンズリーグ2017 ラウンド16 第2戦

2017年5月30日 広州恒大戦(H)

FIFAクラブワールドカップでの経験があって臨んだ翌年の2017年シーズン。再び、あの地を目指し、ACLを戦ってきました。

この試合、夢生さんは途中出場で、試合終了ギリギリでゴールを決めてくれた! でも、アウェイゴールの差でのラウンド16敗退…。

◆2017年7月2日 柏レイソル戦(A)

2017年Jリーグは結果2位。最後の最後の1点に泣いたシーズンでした…。

悲しいシーズンにはなってしまったけど、多くの勝利があったことも確かで、一番、印象深かったのが、アウェイ柏レイソル戦。思い切りの良い、夢生さんのゴールは、見ていて、本当に大興奮でした!

この夢生さんのガッツポーズ、この先のサッカー人生でもたくさん見せてほしいな。

◆鹿島アントラーズ時代 リーグ戦最終ゴール

2018年5月5日 浦和レッズ戦(H)

鈴木優磨選手のインスタでのコメント「#最後に鈴木やっとPK蹴れるなって笑っていってくれました笑」に涙…。

◆鹿島アントラーズ時代 リーグ戦最終出場

2018年7月22日 柏レイソル戦(H)

試合終了後、ゴール裏に挨拶に来た時、元気がないなー、夢生さん…。と思っていたから、いろいろと考えていたんだろうな。その夢生さんの顔が頭から離れません…。

2018年シーズンはACLを勝ち上がっているものの、なかなか、苦しい状況。

怪我人も多い中、夢生さんも万全ではない中、チーム最多の7ゴールで、チームの勝利に貢献してくれました。

今シーズンで印象に残っているのは、なかなか、チームの結果が出ていない中、大岩監督と話しながら、打開策を見出そうとする姿勢でした。

今、金崎夢生選手を振り返ってみると、確かにうまい選手ではないのかもしれません。スーパーゴールというよりは、体ごとゴールに入っちゃうとか、そんなシーンが多かった印象です。

でも、間違いなく、全力で戦い、全力で勝利に貢献しようという姿勢が、私を含め、多くの鹿島アントラーズサポーターの心に響いたはずです。

鹿島アントラーズのここぞ! という場面できっちりゴールを決めてくれて、3つのタイトルに貢献してくれました。どれも思い出深く、素敵な思い出をありがとう! って言いたいです。

■金崎選手コメント
「アントラーズには3年半在籍し、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。わがままを言ってチームに迷惑を掛けたこともありましたが、チームメート、スタッフ、フロント、そしてサポーターの方々と共に戦い、タイトル獲得の喜びを分かち合えたことは、自分にとって大きな財産です。そんななか、移籍を決意した理由としては、新しいチャレンジに向き合いたいという気持ちがあったからです。アントラーズで培った経験を生かし、新たな挑戦に臨みたいと思います。今まで応援していただき、本当にありがとうございました」

『新しいチャレンジに向き合いたい』

この先、どんなサッカー人生を歩むのか…。

一緒に戦えなくなるのは、本当に寂しい…。

でも、これも夢生さんのサッカー人生。

金崎夢生、サッカー人生に幸あれ!

これからも、陰からこっそり応援しているよ、ありがとう! 金崎夢生!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?