見出し画像

HTB出演イベント ありがとう

5/24~5/30に渡って開催された【HTB】「イチモニ!」出演イベント、お付き合い下さった皆さま、本当にありがとうございました!
残念ながら出演には至りませんでしたが、3位という結果で終われたことは本当に誇らしいことだと思っています!
いつもと変わらずご支援下さった皆さま、初めて一緒にイベント走って下さった皆さま、お忙しい中時間を見つけてはご支援下さった皆さま、全ての皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

* * * * *

初めて「メディアに ( 顔出しで ) 出演する」というイベントに参加しました。まだhanaのことを簡単にしかご存知でない方もおられるでしょうから、これを機に少し、改めて顔出しについてのお話をしたいと思います。

2019年の11月の終わり頃からSHOWROOMでの配信を開始したのですが、当時は完全なるラジオ配信者でした。まムちゃんと一緒にある程度のキャラデザを考え、イメージイラストをお願いし、それ一枚の画面で配信する。今では珍しくありませんが、当時の声優アニメ枠にはまだあまりいなかったスタイルだったと思います ( 全くいなかったわけではありませんが ) 。

何故わたしがラジオ配信を選んだのか。

元々顔を売りたいタイプではありませんでした。HTBイベントに参加する前にも申し上げていた通り、容姿に自信がないから。それに、今は姿かたちを現さなくても、最低限顔を隠した状態でも、メディアで活躍されている方は多くいらっしゃいます。それらのことから個人的には、今は姿かたちが必ずしも必要という時代ではないと考えていました。
( バーチャルを選ばなかった理由はまた別の機会に )

更に、自分がSRでの配信を始めるきっかけになった、タレント事務所のオーディション。最終選考時、担当さんに「容姿に自信がない」とお話すると「僕らが欲しいのは、ただ見た目のいい子じゃない。個性だ」と。自信のないわたしに、たくさんの熱い言葉を下さいました。それで、この事務所で頑張ってみようって思えたんです。
( あなたは普通に可愛らしい子だと思うよ、みたいなことを言ってもらえたのも嬉しかったです笑 )

正式に所属が決まり、活動に際する打ち合わせの中で当時のマネージャーさんに、まずはライブ配信を行って欲しいと言われました。
「ライブ配信ということは顔出しがあるのか。迷うけど、大事なのは個性だもんね」と、顔出しに対してもそこまで消極的ではありませんでした。

しかし、当時のマネージャーさんにこう言われました。
「君は本当に自分が可愛いと思っているの?」
「世間的に見て、君の顔ってどのくらいのレベルかわかる?」
「君の顔はとても外に出していい顔じゃない」

結局、マネージャーさんの意向により【顔出し厳禁】という条件でSRの配信を始めることになりました。ラジオ配信を選んだというよりは、選ばざるを得なかったわけです。

個人的にはそれでもよかったんです。先に申し上げた通り、元々積極的に顔を出していこうというタイプではありませんでしたから。なんだかんだでやっぱり見目麗しい方々が求められる場所。十分わかってるんです。でも、あんな風に言われると、やっぱり素直に傷つきます。
そんなこんなで、当時の事務所を退所するまでの1年間、顔出しは一切せずに配信を続けてきたわけです。

顔出しを解禁した今でも、当時の言葉は心に刺さったまま。某声優イベントでも「CM出演」が特典に付随していたため、参加を見送りました。
MC出演やリアイベなど、声優系のイベントでも最近増えてきた「公衆の前に姿を現す特典」がついたものにも、心置きなく参加できるようにと顔出しを解禁したはずだったのに、やっぱりどこか踏み切れない自分がいて。

カメラアプリでの加工自撮りや、配信でもガッツリメイクして、フィルタや照明に助けられて、なんとか漸く皆さんの前に姿を現すことができる。そんな女が、突然テレビ出演のイベントに参加した理由。

局がHTBだったから。

ご存知、わたくしは「水曜どうでしょう」の大ファンです。藩士です。イベントバナーを見た瞬間に、こんなにときめいたことないってくらい胸がときめきました。
onちゃんに関われる。HTBに関われる。北海道に関われる。
仕事の休憩中にイベントを見つけて、そこからはもう心の中は仕事どころじゃなくなっていました。だってタイテ考えてましたもの ( 笑

ツイッターや配信で早速イベントの話をしたとき、誰も反対するどころか「参加するでしょ?」「イベント見つけたときすぐhanaちゃんが思い浮かんだよ」なんて言葉を頂いたりして。なんというか、そこまでわたしがHTBやどうでしょう、北海道に、スキや憧れを抱いていることがみなさんに浸透していたことが嬉しかったです ( 笑

それに、容姿のことなんか誰もなんにも言わないの。「テレビ出演」に疑問を持つひともいなかった。
見た目だけで出演を決めるなら、普通にキャスティングすればいい。HTBは、きっとそういう部分だけじゃないところを求めてイベントを開催したんだろう。そう。大事なのは「個性」と「熱意」だと。
そう考えて、イベントへの参加を決意しました。

結果は3位。
審査員賞は頂けなかったけれど、今までに参加したことのなかったタイプのイベントで、普段はあまりご一緒することのないカテゴリの方々と競い合って、この結果を残せたことは本当に誇らしいものだと思っています。

イベント中は、とにかく顔出し配信を頑張りました。
ラジオではなかなか伝えられないこともたくさん伝えられたし、できないこともたくさんできました。
照明やカメラとの距離はどのくらいが見やすくて綺麗なのかとか、スマホ横画面にしての配信でいつもと勝手が違うこととか、そんな中でも時間いっぱい使って配信切るとか、慣れないことばかりで正直すごく大変でした。
でも、背景飾りまくったり、どんなメイクで、どんな服を着て配信しようとか、何をどうやって紹介しようとか、いろいろ考えるの本当にめちゃくちゃ楽しかった!背景は絶対いちばん目立ってたと思うんだよね!!!( 笑

お星さまやカウントだけでは埋まらない差を埋めたい。主張するのは簡単だし、自由だけど、それってみなさんが日々働いて稼いでいらっしゃるものを頂くということになるわけで。それでも、できるだけ上位で、できるだけ多くのpt数でイベントを終えたかった。審査員賞をつかみ取りたかった。

「ひとのお財布は動かせないけど、ひとの心は動かすことができる」

あるイベントの時にお友達からもらった言葉です。
今回、たくさんの初めましてさんがルームにいらして下さったり、いつもいらして下さっている方でも初めてガッツリ投げて下さった方もいらっしゃったり、最終枠・最後の後押しにたくさんのものを頂いたり。
本当に嬉しかった。少しでもみなさんの心を動かせたのかな。

ひとりきりではできないことも
タフな笑顔の仲間となら乗り切れる
辿り着いたらそこがスタート
ゴールを決める余裕なんて 今はない
誰かを愛することが 何かを信じ続けることが
何より今 この体を支えてくれるんだ

――― 1/6の夢旅人 (2002) / 樋口了一

SRの配信を始めて、この歌詞が深く刺さるようになりました。
顔出しで泣くのは絶対やだ!って思ってたのに、あんまり我慢できなかった。こらえるのと歌うのに必死で画面全然見られなかった。
これだけの熱意を下さるみなさまに囲まれて、本当に幸せだと。何にもなかった頃から、今日の今日まで、踏ん張り続けてきてよかったと思いました。

結果だけじゃない。みなさんからは、本当にたくさんのものと、経験と、勇気を頂けました。「顔出し」をする世界への、新しい一歩が踏み出せた。自信が持てた。またひとつ、自分の世界が広がったような気がします。

毎日毎日、朝早くから夜遅くまで一緒にいてくれてありがとう。
これを「いい思い出だけ」にしないように。ここで得た経験や、見せて頂いた景色をしっかりと自分の中に吸収して、また次の目標に向かって歩んでいこうと思います。

7日間、一緒に過ごして下さった全てのみなさま
本当に本当にありがとうございました!
次があったらそのときは絶対!HTB!!北海道!!!行きましょうね!!!

画像1

画像2

画像3

a lot of love ... ♡