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今日の日記

久しぶりにnoteを書くなぁ。
予定日まで16日だそうです。
ここまでいろんな葛藤があったし、大変だったはずなんだけど、あっという間の10ヶ月でした。
そしてようやく心も体も落ち着いてきました。
遅くない?

2月3日に実家を飛び出して自宅に帰ってきてから、ずっとモヤモヤしていたけどなんだか分からなかった苦しさとか、寂しさとか、つい抑圧してしまう感情とかを、夫やYouTube動画の力を借りながら考えてきました。

YouTubeでは、どうしても子供を愛せない親がいるという話を見て、どうして私は親のために頑張ってきたのに報われないんだ、愛されてる実感がないんだ、という悲しみや寂しさの原因を「私の親は適切な愛情を注げなかった人だったんだ」と理解するキッカケになりました。

夫は、私のおかしな言動(自分はいくら蔑ろにされてもいいけど、他人が理不尽に蔑ろにされるのは道徳的におかしい、みたいな)を丁寧に「それは違うよ」と訂正してくれ、親の顔色を伺いすぎて変な癖がついた考え方を再教育してくれています。

それだけでだいぶ思考がこんがらがってパニックを起こす頻度が少なくなり、実家では全く出来なかった家事が少しずつできるようになりました。
赤ちゃんのことを考えて不安になって泣きわめいてしまうこともなくなりました。

先日、通院のために一時的に実家に帰った時、母に「あんたの所に産まれてくる子が可哀想だ」と言われたことがとても辛かった、絶対に言われたくない言葉だったと伝えてみました。
「あなたのことが可哀想だと思っていたからそう言ったのよ」と言われたので、可哀想だと思うならシンプルに「あなたが可哀想だ」と言ってくれた方が分かりやすいし、それなら私を思ってくれているんだと感謝できたと付け加えると、よく分からない言い訳をたくさん言われました。

謝罪もなく、私の夫を悪者にしながら必死に言い訳をする母の姿は痛々しかったです。

その後、父にも母から「あんたの所に産まれてくる子が可哀想だと言われた」と告白しましたが、父も私の夫を悪者にしつつ、「お前が悪いし、お前のところに産まれてくる子は可哀想だな」と言いました。

正直かなりショックでしたが、小さな頃から母に「お父さんは絶対。お父さんより素敵な人はいない。お父さんだけは悲しませてはいけない」と躾られていた父も耄碌じじいみたいなことを言うんだなと思うと、必要以上に優しくする必要もなければ、迷惑をかけてはいけないと萎縮することもないな、と吹っ切れることが出来ました。

夫からは「ずっと言ってたでしょ?ろくな人達じゃないよって」と笑われました。

その日から、両親に対する気持ちが一変したように感じます。
今までは心のどこかで「まだ愛してもらえるかもしれない」「(なんだかよく分からないけど)やり直せるかもしれない」と思っていたんだと思います。
それが一切なくなった感じというか、別に両親に愛してもらわなくても私には誰よりもわかりやすく愛情を示してくれる夫がいるし、もうすぐそんな夫の子も生まれるし、夫と我が子(あと妹)だけ大切にしていく方向に意識が変わりました。

臨月ということで物理的に動けないんですが、母から「お母さんがそばについててあげないと……」「お母さんが守ってあげないと……」と母に合わせて「できない子」「ダメな子」「弱い子」をやっていた頃に比べると非常に気持ちも体もラクです。

時が経てばまた何かが変わるかもしれませんが、母の庇護がなくても私は生きていけます。大丈夫。


追伸
つわりが酷かった時は夫をモラハラだと思っていましたが、私の認知がすごい勢いでひん曲がっていたんだと思います。
母を盲信していた目が覚めかかっている今、私が苦しんだ原因は生育環境による認知の歪みであり、それを正そうとしていた夫の言動が私には受け入れ難いものだったんだと理解しました。
たしかに夫から離婚だと言われたこともあったけど、私は初めての妊娠、夫は病み上がりでお互い限界でした。同居を始めて日も浅かったし。

すぐには難しいかもですが、今後は自分の気持ちを押し殺さず生活できるように練習を重ねます。
夫がそれを良しとしてくれるので。

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