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ぼくは勉強ができない
ぼくは勉強ができない、このタイトルの作家山田詠美さんの作品を
好きになったのは高校2年生のこと
大学受験の勉強にとまわりの学生が校内図書館にいき
だれが一番最初にきてて、だれが一番最後までいたかレースをしていた
今から考えてみるとそこにいた学生よりも
家庭での勉強ができていた学生の方が格段に要領が良かったようにおもう
わたしだけかもしれないが図書館でいつのまにかきて
いつのまにかいなくなっているそんな学生も要領がよかったように思える
さて、今日この題名にしたのには
家族とここ最近のやりとりがあったからで
家にいても文化的に読書をたのしみ、映画を楽しみ、縫い物を楽しみ、料理を楽しみ、もうそろろ暇になってきた、外出もできぬと伝えてみた
家族からの会話のキャッチボールは
勉強すればいいんじゃないかな
ハッとした
まったくもって選択肢のひとつにもなかった
自由な自分の時間に勉強が入らない自分にハッとする
家族はもっぱら学生の頃は塾も行かず、家での勉学で親から勉強しなさいとは言われなかった種類の人で
その種類の人をわたしは尊敬するとともに、わたしとはちがう種類の人ともかんじ、そしてその人が隣にいることに
なんだか、不思議なドキドキもかんじる
わたしの人生、机上勉強よりも社会勉強の方が上回りそれが楽しいと感じている
他人よりも楽しいと思えることはいいこと
少し机上の楽しみも植え付けられればいいな、
とも思うか
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