TabisukeTabozo T2trail Test Report-2

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T2traiiのテストレポート2回目。
今回は、東丹沢から塔ノ岳をハイカースタイルで歩いた。
利用したザックは、15ℓ。
容量を増やした分、前回より2Kg程度重たくしてみた。

テスト2回目の条件

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2020年12月26日晴れ
宮ヶ瀬→高畑山→丹沢三峰→丹沢山→塔ノ岳→天神尾根→大倉
距離23Km、行動時間7時間21分、累積標高1,694m
15ℓザック使用、装備5,825g
水1.3ℓ(フラスク2、ペットボトル1)、食糧(8時間分の行動食、無印レトルトカレー、アルファ米)、ガスバーナー、ガス、クッカー、カップ、着替え、レイン上下、防寒着、バッテリー、エマージェンシーキット、ストック

気になった点

①ザックの上げ下ろし
ザックを上げ下ろしする際に、背中側の調整用のストラップが緩めにくく腕を抜くのに苦労し脱着がしづらい。大半は、自身の身体の硬さによると思うが、簡単にストラッを緩められると良いと思う。

②背中側のクッションが欲しい
バナーやクッカーなど背中側に硬いものがあると背中にあたり気になった。
特に登りでは顕著。入れ方の工夫をするのが前提ではあるのだが、ベースの背中側に薄くて良いからクッションが欲しくなった。ただ、その場合通気性が犠牲になるのだろうか。

③フロントチェストベルト が取れる

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フロントのチェストベルトを引いた際にベルトごと抜けてしまう事が2回あった。
1度目は、背負って調整してる時。2度目は走行中。いずれも差し戻せば問題がないが、形状の変更等は必要かも。

④下りでの加重調整

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長い下りが続くと、荷物の重さで、やや後ろ側に持っていかれる気がする。
フロントベルトをきつめに調整することで修正はできるが、引っ張り過ぎると抜ける不安もある。
今回はウェアの擦れ防止のために、モンベル のリペアシートを貼っていたが画像のように剥がれかけていた。使用中には、あまり感じなかったが小刻みな縦揺れが生じていたのかもしれない。できれば、もう少し背中側で調整をできるようにした方が良いと思う。

⑤紐の先端の処理

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コンプレッション用の紐の先端をまとめているプラスチックが取れて、ほどけてしまった。ほどけた部分をハサミで切り、アロンアルフアで固めて補修。

行動後の印象

今回のコースは、前半の10km、ほぼ登りが続くため歩きが主体だった。
また、15 ℓのザックには、食料・防寒着まで収納できたので日帰りのハイキングにも充分対応可能だと思う。
もう少しパッキングを工夫すれば、夏場だったら小屋利用の一泊二日にも対応できると思う。
今回一番感心したのは、500mlのソフトフラクスとの相性が良いこと。他のザックだと飲み口部分の揺れを抑えるため固定用のループがつけらているのだか、飲み口部分だけが出る構造になっており水が減っても揺れたりする事がなかった。位置も問題なく走りながらの給水が簡単にできた。

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