私の人生のキーマン


自分が今まで生きてきた中で、様々な選択があったが、その中で必ず1人はお世話になる人がいる。

今回は、そのうちの2人について書いてみようと思う。

1人目は、「高校1年生の時の担任で、部活の顧問」の先生。
影のキーマンとなる人だ。
2人目は、部活の先輩。
表のキーマンとなる人。
この2人は、私自身が今現在の仕事に就くための足掛かりを作ってくれた人だと思う。
そして、この2人がいなかったら、今の仕事の分野には興味を持つことはなかったと思っている。
それぐらいの重要人物だ。

この2人は、一見すると別々感があるが、実は一体化しているようなものなので、まとめて話をしようと思う。

あれは、高校1年生の冬の手前頃だったと思うが、当時剣道部を部内のトラブルにより退部した私は、なんとなくの興味でJRC(青少年赤十字)部に入部した。
正直言えば「とりあえず入っておこう」ぐらいの気持ちだった。
何の目的もなく、とりあえず部で開催していた地域の人を呼んでの「防災講座」や、他校のJRC部の人たちが多く集まる「赤十字大会」などに参加していた。

そんな日々を過ごし、高校2年生になったばかりのある日。
部活の先輩に声をかけられた。
「校外の人たちとのまちづくり団体があるんだけど、もしよかったら来てみないか?」と。
どうやら、その先輩が代表となって、仮の状態で活動しているとのこと。
多分、JRC部の顧問だった先生が「お前の団体に入れたら何か収穫があるかも」みたいな感じで先輩に話をしたのだろう。
だから、先生も私の人生を変えてくれた一人のキーマンなのだ。

動画も見せてもらい興味がわいた私は、会議の日に行ってみることにした。
「先輩たちが怖かったらどうしよう」という一抹の不安を抱えながら。

実際に参加すれば、校外の先輩方はみんな優しく迎えてくださり、話の内容についていけていなかった私にも丁寧に教えてくれた。
そして、この一回の会議でその団体に入ることを決めたのだった。

その後は、団体の活動の中で様々なことを経験させてもらい、「今度は自分が活動をする人を支える人になりたい」と今の職場に入った。
コロナで活動している団体が減ったこともあり、入った当初よりもモチベーションは下がっているが、何とか頑張っている。

最後に、先輩へ。
私をまちづくりの世界に引きずり込んでくれてありがとうございました。
あなたのことをいじりすぎてこめかみをぐりぐりされて痛い目にたくさんあいましたが、あなたに声をかけられなかったら、無為な高校生活を過ごすことになり、今現在も仲良くしてくれている仲間に出会うこともなかったし、今の仕事をすることにもならなかったと思っています。
今につなげることができたのはあなたのおかげです。

先生へ。
先輩にいろいろ吹き込んだの、絶対に先生だよね?笑
先輩が積極的に声かけてくるとは正直思えなかったです。
でも、そうやって先生が動いてくれていただろうから、今の私がいると思っています。
今の職場に入ったこと電話で話した時、「そっか。頑張れよー」って言ってくれたのを思い出しながら頑張っていますよ。
この先、今の仕事を続ける未来は正直見えていないですが、もしやめたとしても何かしらには関わっていくつもりです。

先輩と先生への感謝の気持ちをつづったところで、終わりにしたいと思います。
読んでくださりありがとうございました。

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