今回のソロキャンでわかったこと

2月の三連休、仕事や家族のこともあったけど、キャンプロスでストレスMAXだったため、強行でソロキャンに行った。
結果は悪天候で散々だったけど、なんとか1泊してきた。
最悪途中撤退も考えていたので、酒無し、料理無し、最小限の装備とした。
その結果、いつも道具を山ほど積載してキャンプに行ってるけど、本当は半分以上使わないものじゃね?と、気付いてしまった。(本当は以前から薄々気付いてたけど…)

テントやタープは大事

今回どうしてもキャンプに行きたかったのは、新しいタープを張りたかったため。
テンマクの焚火タープTCコネクトヘキサ。
サーカスBIG用が安くなってたので、普通のサーカスにも使えるだろうと思って購入。

結果的に買って正解。
BIG用であってもコネクトはどうにでもなるし、本降りの中でも雨漏りすることもなく、幕の下で焚火をしながら快適に過ごせた。
夕方から強風となったため、タープの全てのペグにはクロスに追いペグをし、バタつきを抑えるため中央にペグとゴムバンドを追加。
最後まで心配だったが、なんとか持ちこたえてくれた。
またサーカスTCも撥水は効かなくなってるが、雨漏りも結露も無く、フルペグダウンでもちろん倒壊することも無かった。
ちなみに使用したペグはソリステ30cm又はエリステ28cmであった。
キャンプにおいて身を守る家であるべき家であるテントやタープ、そしてペグについては、やっぱりタフであることが重要だと感じた。

最小限の寝床はちょい厳しい

寝床についてはグランドシート上にオールウェザーブランケットと銀マット、そしてサーマレストZライトに山渓ナンガオーロラ750DX。

「サーマレストはいい!」との口コミから今回初使用してみたが、正直言って類似品との違いは感じなかった。
むしろ幅が狭くて窮屈に思えた。
地面からの冷えは流石にアルミ三層で抑えられたと思うが、テント内が5℃程度であったのに、風が吹き込んで体感温度はかなり低く、さすがのナンガでも少し寒かった。
あと、クローズドセルマットだけではやっぱり腰が痛くて寝苦しい。
コットも持ってきていたが組立・撤収に時間がかかるため使わなかった。
コットでなくてもいいけど、インフレータブルマットぐらいは欲しいと思った。
組み立てが簡単なコット購入も視野に入れつつ、当面はインフレータブル+クローズドセルの組み合わせでいこうと思う。

ファニチャーはテーブルとチェアだけ

車から降ろしたファニチャーはユニの焚火テーブルとヒマラヤのエッチングチェアだけ。

当たり前だが料理無しならこれで十分。

調理器具

昼間にコーヒー飲むのにOD缶シングルバーナー、夕食と朝食にSOTOのST-310+パワーガスを使用。

どちらか1つでも問題なかったが、手軽さでOD缶、安定感でST-310を使用した。
あとコールマンのガソリンストーブ533も使用したが、ヒーターアタッチメントを付けて専ら暖房として使った。

で、このヒーターアタッチメント(コールマン 純正でなくBRS製類似品)が今回ヤバかった。
何がかというと、夜に寒くて幕内で点火したら、初めてCO警報機が鳴ったのだ。
眉唾物だった安物CO警報機がちゃんと動作することがわかったのは良かったが、初めて怖いなと思った。
533単体で調理のために幕内で使ったことは何回もあるが、警報機は鳴らなかった。
しかしヒーターアタッチメントと組み合わせるとプレヒートの段階で即警報機が鳴動。
類似品なので変なガスが出ているのか、本当のところはよくわからないが気をつけようと思う。

あと今回キャンプの洗い物…クッカーとシェラカップとHSMのみ。

照明・ランタン

照明として使ったのは幕内でたねほおずき2台とヘッドライト、タープ下で安物のLEDライト、そして、嗜好品としてコールマン200Aを使用。

200Aは今回初の実戦投入であったが、自宅で使っていた時より圧が下がるのが早いような気がした。
フューエルポンプ部のシールが甘いのかもしれない。
ホルツの液体ガスケットを買ってあるので時間が出来たら組み直しも検討したい。
しかしまあたねほおずきは良い仕事をする。
先日2個目を買い増ししたが、幕内の照明はそれだけで十分かと。
特にワンポールテント使用時はポールにマグネットでくっつけて好きな方向に照らせるのが便利過ぎる。

暖房器具

暖房は石油ストーブ(レインボー)と先述のヒーターアタッチメント、あとは薪グリル。
CBストーブも持ってったけど使わなかった。
寝る時ちょっと寒かったけどカイロで凌げる程度。
暖房や火器はコントロールしづらいものは避けるようにしてる。
いきなりタープやテントが崩壊した場合、アルコールストーブは大事故に繋がるし、薪ストーブも急に消せないし、本体や煙突は超高温なのでテントの被害は免れない。

その他使用したもの

ウェッティ
ゴミ袋
ガストーチ
バッテリー
CO警報機

結局、必要なものって何?

今回のキャンプは基本的に料理をしなかったので使わなかったけど、もし料理してたら使ったであろうものを含めて最低限必要なものを挙げてみた。

テント
ペグ・ハンマー
シート類
マット類
シュラフ
テーブル
チェア
コンロ
燃料
クッカー
ホットサンドメーカー
マグカップ

包丁
まな板
シェラカップ×2
除菌ウェッティ

たねほおずき
ヘッドライト
ストーブ
CO警報機
ゴミ袋

このあたりではないだろうか。

前回キャンプから今回キャンプの間に買って使わなかったもの

三段ラック
薪ラック
温度計(リモートタイプ)

まとめ

正直、今回のようなシンプルキャンプをやると、今までどれだけ過剰装備だったのかがよくわかった。
以上のようなことから、持参するキャンプ道具を考え直そうかと考えている。
たぶん半分ぐらいになるんだろうなあ。

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