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「ブルースハーモニカ音頭」吹き方解説シリーズ⑥<ブルースマン達のフレーズで間奏の12小節ブルースを吹こう>

今回もまた「ブルースマン達の演奏」を参考に解説して行きます。
このお二人のフレーズを参考にしたいと思います。

まずは「妹尾隆一郎さん」です。
では解説動画をご覧下さい。

いかがでしたでしょうか?
妹尾さんは「ウィーピング・ハープ・セノオ」の名で知られる日本のブルースシーンの第一人者で、ブルースのみならず、ロック、ポップスなど幅広いジャンルで活躍をされた方です。
私は若い頃、妹尾さんの「ローラーコースター」というバンドのライブに足繁く通いましたが、よくリトル・ウォルターの定番ナンバーをストレートに演奏されていましたね。
プロのブルースバンドの演奏というものを身近に聴ける、数少ない貴重な機会でした。

今回は一般に人気がある「サザンオールスターズ」の「ビッグ・スター・ブルース」でのハーモニカソロをテーマにしてみました。
私の教室でも「このソロを吹きたい」という方がおられますし、昔「週間少年ジャンプ」の広告欄に載っていた、妹尾さんの通信講座のカリキュラムでこのソロを学んだ方もおられるかもしれません。
このソロ自体はメジャーコードでの演奏ですが、ちょっとした音使いだけでマイナーの「ブルースハーモニカ音頭」にも合わせられると思いますので、ぜひお試し下さいませ。

続いて「チャーリー・マッセルホワイト」です。
では解説動画をご覧下さい。

いかがでしたでしょうか?
日本ではなかなか知られていないハーピストかもしれませんが、ブルースハープの世界的な第一人者のひとりで、「サードポジション」での演奏が多めという事で、今回参考にさせていただきました。
映画「ブルース・ブラザーズ2000」の中でB.B.キングのバンドメンバーとしてして出演しておりますので、同じく最後の露出になったジュニア・ウェルズの演奏シーンと共にぜひご覧下さい。
また、サミュエル・L・ジャクソン主演の「ブラック・スネーク・モーン」のBGMでも、彼のブルージーなハーモニカ演奏を聴く事ができます。
私もこの企画を通じて、初めて彼のフレーズをコピーしてみましたが、不思議なムードのブルージーさを持つ個性的なソロの展開に、改めて驚かされました。

「ブルースハーモニカ音頭」はG-Keyのハーモニカのサードポジション奏法で吹かれている部分が多いのですが、実際に吹かれる方は、セカンドポジションでの演奏になるとは思います。
ですが、演奏途中でサッとハーモニカのKeyを持ち変え、サードポジションに切り替えるなんていうのも独特なカッコ良さだと思いますので、一度挑戦してみて下さいませ。

ぜひ「ブルースハーモニカ音頭」の間奏部分をお楽しみいただき、よろしければ、
#hamonicafe_one
または
#ブルースハーモニカ音頭
などのハッシュタグをつけて、X(旧Twitter)でこの「ブルースの部分の演奏動画」をpostして下さい。私が運営する投稿専用アカウントで、シェアさせていただきたいと思います。なにとぞよろしくお願いいたします。

そして(もう少し詳しく、吹き方を知りたいな…)という方は、ぜひ私の「オンラインレッスンの無料体験」に、お気軽にご連絡をいただければと思います。

次回は最終回、「リー・オスカー」と「長渕 剛さん」のフレーズについて解説してみたいと思います。
お楽しみに!!

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