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ハーモニカ動画募集企画「hamonicafe_one/ハモニカフェ・ワン」スタートから1年半を振り返る

片手にスマホ、もう片方の手には「ハーモニカ」を。
動画を撮りたくなるようなお気に入りの場所でハーモニカを撮影する動画企画をスタートさせ、早いものでもう1年半が経ちました。私のオンラインレッスンの生徒OBマルモさんご協力のもと、たった2人で始めたこのシリーズ企画も、すでに作品数は数百点にまでなりました。
当初考えていたよりも撮影や編集をする難しさや、投稿するという事のハードルの高さなど様々な問題がある事がわかり、参加者の人数こそ伸び悩んではおりますが、何しろ始めたこちらがこの動画作りが面白くてたまらないので、これまで精力的に続けて来れたのかなと思います。
いくつかの企画がある中で、順調に続けてこられたもの、正直これはちょっと暗礁に乗り上げたかなと思うものなどさまざまでした。そんな中で、自然に誕生した新たなる企画もありましたので、今回合わせてご紹介させて下さいませ。

●「ハモニカフェ・ワン」リポスト専用 X(旧Twitter)

まず「絵になる景色でワンフレーズ」というシリーズです。<専用ページリンク>
こちらは撮影者が顔を出す事なく参加できますので、もっとも参加のハードルが低いものとなっております。またハーモニカという楽器自体を画角の中心に据えるという「フェティッシュな要素」が、予想以上に幅広い方々にお楽しみをいただけているように感じます。
では私の作品集をご覧下さいませ。

この作品集はすでに第三弾目となっております。
<作品集第一弾リンク>
<作品集第二弾リンク>
途中、スマホの機種変更により撮影した映像の画質が格段に上がりました。出来上がりが良いとこちらも嬉しくて、ついつい作品が増えて行きます。

マルモさんはこのシリーズの中で<ウルトラマンシリーズ>や<怪獣シリーズ>という観光地のモニュメントとハーモニカを並べる連作をアップし、動画によっては数万回再生をも実現させました。

また最近では、参加者の方が撮影された動画を一旦私がお預かりし、こちらで編集させていただき、私のSNSでアップさせていただくという「代理投稿」での公開も行うようになりました。

こちらの作品は、私のオンラインレッスンの生徒「我善坊さん」の動画を、私が動画編集し、代理投稿させていただいているものです。

続いて「ダッシュで息切れワンフレーズ企画」です。<専用ページリンク>
この企画は私の説明が足らなかったようで、「なんでわざわざ走ってからハーモニカを吹く必要があるの?」という質問を多数いただいております。理由は単純明快、ハーモニカは吐いて吸うという呼吸に連動し演奏する珍しい楽器ですので、それを「最もダイレクトに感じるためのシチュエーション」としてのダッシュなのです。まぁ、体調を崩した私のリハビリとして始めた事もあるのですが。
さらに、疲れで息が弾み、フレージングに自然な躍動感が生まれます。それが、楽譜を前に曲をお行儀よく演奏するという一般的な楽器の概念にとらわれない、ブルースと共に歩んで来たテンホールズハーモニカらしいあり方なのではないでしょうか。

こちらも、ダッシュをしたくなるような絶景を見つけては撮影を続けております。ただ走るだけではなく、一旦方向を変えてみたり、楽器の上を飛び越えてみたりと、毎回いろんな工夫もしております。
こちらは撮影しているシーンがかなり派手ですので、周りで見ている人が(何だろう?)と集まって来てしまうため、時には羞恥心との戦いでもあります。
マルモさんの作品も、かなり凝っています。

最近だと、ハーモニカは「痛みで吹く罰ゲーム」や「チャイムと連動したサプライズ」「掃除機で音を鳴らす」などの面白動画としても人気ですので、この企画もそのような流れの中の動画だと思われがちです。結果として多くの方にお楽しみいただいているので、それはそれで良かったのかなとは思います。

番外編ですが、マルモさんが旅行の帰りに私の地元小田原へ寄ってくれた事があり、2人でこのコラボ・ダッシュ動画を制作しました。どうぞご覧下さい。

この企画は、募集としてはTwitterで行っているのですが、同時にInstagramでも作品を公開をしております。Instagramの方で交流を持たせていただいている「ノンマルト原人」さんにも、この企画をお試しいただきましたので、動画をお借りして、私の方で代理投稿をさせていただきました。

さて、「絵になる~」「ダッシュで~」というこの2つの企画は、ワンフレーズの範囲でまとめなければいけないという企画に課した制約がありました。 そんな中、このシリーズを続けて行く内に1つのフレーズでは収まりきらず、いくつかのフレーズが自然な連なりとなっているものが生まれて来ました。意図していた訳ではありませんでしたが、それが物語的に表現されていて、実に味わい深くもありましたので、この流れを別企画として、追加してみました。

題して「ハモニカフェ・ブリーズ」です。<専用ページリンク>
「ブリーズ/breeze」とは「そよ風」の事です。ハーモニカは呼吸で演奏する「風の楽器」でもあります。ハーモニカのフレーズの連なりが紡ぎ出すそよ風のようなメロディーをお楽しみいただければと思います。

考えてみれば、ワンフレーズで収め切るというのが制約になり過ぎていたのかもしれません。まぁ、フレーズの連なりといってもshort動画だと1分以内という制約もあるので、そう長くは続けられません。
この企画を公開するやなかなかの人気となり、いつかこのシリーズで作品を投稿してみたいとお話しされる方が出て来ました。私のレッスンの生徒さんの中にも、この動画を見てレッスンを申し込まれた方が数名いらっしゃいます。他の企画に比べると演奏面の難易度がかなり高めですので、「いつかこれができたら~」という、上達の目標のようにしていただければと思います。
こちらはまるもさんの作品です。やはり、マルモさんもかなり苦労されたそうです。

このシリーズの追加で、海外の方からの動画へのコメントや、私のレッスンへのお問い合わせなどが飛躍的に増えたように思います。曲だと長過ぎる、けれどワンフレーズだと短か過ぎる、というSNSらしいニーズなのかもしれません。
こちらは楽器を映す必要はありませんが、フレーズの連なりに「起承転結」のような完結したもの物語性を持たせる事が理想です。ブルースマン達が演奏前にするお得意のヤツですよね。ひょっとすると、ハーピスト達が演奏自体よりも憧れる部分なのかもしれません。

番外編として、2024年1月から、私のオリジナルソング「ブルースハーモニカ音頭」の間奏部分だけを自分の楽器でアドリブ演奏していただき、その時間分で自分のご商売を宣伝するという、一風変わった動画企画も始まりました。
「吹いて宣伝ハーモニカ音頭」キャンペーンです。<専用ページリンク>

この企画は参加される方のお仕事が絡んでいるという事で、若干ビジネスモードの「キャンペーン」という言葉を使っております。現状やっと20作品を超えたと言う段階です。このキャンペーンは今年がスタートですので、これからどうなって行くのか楽しみです。
もちろんハーモニカ以外の楽器でもご参加いただけます。その場合は「弾いて宣伝・ハーモニカ音頭」などへ改名されます。

栗田さんはご自身のギターの修理工房「ライトニン」の宣伝を、草野さんはご自身の通販グッズページ「meloism」の宣伝をそれぞれしていただきました。

この企画に関しては、ご商売を宣伝をするための映像制作の部分もありますので、ちょっと気楽に参加をという訳には行きません。ですが、他の動画企画同様に、やっぱり自分の楽器でどれくらい楽しめるかという部分が、大切なのだと思います。
この企画は12小節のマイナー進行のブルース、1コーラス分を演奏していただく形で、セッションイベントなどに行き慣れている方々には、非常に簡単に参加できるものとなっております。演奏も宣伝部分の動画撮影も、スマホで十分です。時間にして約40秒間程度になりますので、十分にすべてのSNSでアップロードできるようになっております。
この企画の宣伝拡散面は私が担当しますので、宣伝効果としては充分では無いかもしれませんが、この動画を制作する過程でいろいろな発見があったというお話を頂く事がありました。この点は、他の動画企画と同様に、一旦映像にする事で、客観的な視点を持てるのかもしれません。
お仕事ユースなどで興味のある方は、ぜひご相談下さいますよう、よろしくお願いいたします。

<広瀬哲哉オフィシャルHP>
※ https://www.hamonicafe.com
※このページはハーモニカレッスンのご予約がメインとなっておりますので、お問い合わせ欄からご連絡下さい。

他にもまだ「LINEで届けるワンフレーズ」「ミスターコールにレスポンス」など、気軽にご参加していただける企画もあります。
ぜひ片手にスマホ、もう片方の手にはハーモニカで動画を撮影して、ご自身のSNS投稿に「#hamonicafe_one」または「#〇〇でワンフレーズ」などの企画名をご記載下さい。
私が投稿を見逃している場合もありますので、その場合はお手数ですが、メール等でご連絡下さいませ。よろしくお願いいたします。