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究極の賢さ〜未来を予見!その方法とは〜

もし、あなたに少し先の未来が予見できたらどうでしょう?
そんなことできるわけない??
いえいえ、どうやらそのための考え方が存在するようです。

その方法とは、
「弁証法」です。

今回の参考文献は「使える弁証法」です。
ドイツのヘーゲルによる弁証法の紹介です。

弁証法とは、
① ある内容がある
② それと対立関係にある内容がある
③ ①、②をまとめ上げ、より高い次元の内容を導き出す
という思考法になっています。

日々の生活に役立つのはもちろんのこと、
話し合いで人より更に建設的な意見を述べることができます。
また、未来の予見だって可能なのです。

極めて実践的

では、弁証法について深掘りしていきましょう。

弁証法には一つの法則があります。
それは「螺旋的発展の法則」です。


物事は螺旋的に発展します。
進歩・発展と復活・復古が同時に起こるのです。

例えば、
オークション(せり)などは、
市場(いちば)と呼ばれていた時代には、
そこら中で当たり前に行われていました。
その場で一番高値で買うと言った人に、その商品が売られていたのです。

しかし、世の中の合理化に伴い、
値段を決めて販売されています。

それがまた、インターネットを介して復活しているのです。
螺旋階段を登るように発展して帰ってくる。
新しいテクノロジーを携えて、また過去の方法が復活するのです。

消えたものは必ず復活

懐かしいものが便利になって帰ってくるのです。
教育なんかも同様です。
一律教育から自律教育へ「寺子屋」のシステムが帰ってきています。
電子メールもそう。
手紙から電話、そしてまた手紙へ。

古いものが残り、さらに進化したものが出てくる。
古いものも、新しいものも、棲み分けて共存していくようになります。

予見力

つまり、螺旋的発展を意識すれば、
何が復活してくるかを読むことができます。

合理化と効率化の中で、
① 何が消えていったかを見ること
② なぜ消えていったかを考えること
③ どうしたら復活できるかを考えること

これらを意識することで、次に何が「復活」するかを予見することができます。

消えていったものには、必ず存在理由があったはずです。
それに合理化がなくなると消えていきます。
そして、復活には必ず新価値が加わるのです。

ぜひ読んでみてください!

というわけで、弁証法についての紹介でした。
また、
今回の参考文献の「使える弁証法」には、
建設的な意見の出し方など、
さらに賢く生きるためのノウハウが詰まっています。

ぜひ、一読してみてください。

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