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2022プリークネスS 予想

◎Early Voting

顔がかっこいい。
というのは置いといて。

 前走ウッドメモリアルS(G2)では逃げ、最後の直線で突き放すも最後の最後Mo Donegal(後にケンタッキーダービー5着)の猛追にアタマ差屈し2着だった。その後この馬はケンタッキーダービーを回避し、プリークネスS1本に絞ってきた。
 ウッドメモリアルSで記録されたMo Donegalの勝ちタイムは1分47秒96で、この1分47秒台というのは直近の例でもBellamy Road(後にトラヴァーズS2着)が勝った2005年まで遡る必要がある。更にその他の例をあげると1着がCongaree(後にG1を5勝)・2着がMonarchos(ケンタッキーダービー馬)だった2001年や、1着Fusaichi Pegasus(ケンタッキーダービー馬)の2000年など、いずれも非常にレベルが高い年だった時に47秒台をクリアしている印象だ。Early Votingは1分47秒96からアタマ差だったのだから、もうほぼ1分47秒台ということにしてしまっていいだろう。(本当は48秒をちょっと超えているはずだが、推しということでこの際気にしない)
 もう1点。先述の通りEarly Votingはケンタッキーダービーを回避してプリークネスSに照準を合わせてきた。順調さを欠いていた訳でも、アクシデントがあった訳でも無く、ただただ純粋にプリークネスSに照準を合わせてきた。これと全く同じパターンの馬が過去にいて、それは2017年ウッドメモリアル3着→KYダービー回避→プリークネスS優勝のCloud Computingだ。そしてそのCloud ComputingとEarly Votingは同馬主・同厩舎(Cloud Computingは共有)で、おまけにその馬主というのはピムリコ競馬場のあるボルチモア出身だ。プリークネス当日のピムリコは内馬場が修羅の国だとして非常に有名だが(動画)、むしろそれを日常としてきた人間とすれば、プリークネスSへの愛着というのは尋常ならざるものがあるだろう。
 ML単勝3.5倍、ブックメーカー5.5倍というなら全ツッパしたいところだ。(買えないが)

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