HaPOG(2024-2025) Ha指名馬・指名理由

 遅ればせながら私の主催POGであるHaPOGの指名馬5頭を発表します。

 ※HaPOG→中央・地方・ばんえい混合の5頭制POG。中央・地方・海外平地、そしてばんえいの大レースに賞金補正を掛けることにより、中央・地方・ばんえい、どのジャンルの馬を指名しても1位が狙えることが特徴。


①ウィンターベル 牡

父:バゴ
母:ノチェブランカ
調教師:木村哲也[JRA・美浦]
生産牧場:ノーザンファーム

指名理由
 言われ尽くされていることではありますが、ノーザンファーム生産バゴ産駒の成績が極めて優秀です。デビュー出来た6頭中5頭が勝ち上がり、その内訳もクロノジェネシス、ステラヴェローチェ、ブラックバゴ……と相当な活躍馬が並びます。指名しないとちゃんと痛い目を見る(既に見ている)ので、いい加減学習して指名しようと思います。

 2022年産のノーザンF生産バゴ産駒は7頭もいます。地方・ばんえいも含めた5頭制POGということを鑑みれば1頭の指名が上限でしょう。ではどの馬を選ぶか……ですが、一番早い時期に入厩したウィンターベルを指名しました。

 ウィンターベルは社台グループオーナーズの出資募集時のカタログ「父母から受け継いだ無尽蔵のスタミナも驚異的」というコメントが掲載されています。このようなコメントは必ずしもアテになる訳ではありませんが、5月初旬に7ハロン追い切り、5月中旬に8ハロン追い切り、その翌週にも7ハロンで追い切っており、本当に無尽蔵のスタミナがあるのだと信じたくなります。

 6月1日の新馬は勝利!本当に良かった!

 目指せ!日本ダービー制覇!



②ショウナンバルドル 牡

父:ブリックスアンドモルタル
母:アウェイク
調教師:須貝尚介[JRA・栗東]
生産牧場:社台ファーム

 アウェイクの産駒といえば、セレクトセール2022の1歳セリで2021年産駒(父エピファネイア・後の馬名はインビジブルセルフ)が2億5000万円という高額で落札され、その翌日の当歳セリでも2022年産駒が3億1000万円という超高額で落札されたことで大きく話題になりました。ショウナンバルドルは、その3億1000万円で取引された方の馬です。

 ブリックスアンドモルタル産駒は昨年がデビュー初年度でした。2歳~3歳日本ダービー週前までのJRA成績を見てみると芝24勝・ダート8勝。更にゴンバデカーブースが芝中央重賞を制し、現状適性は芝に振れているといって良さそうです。ただ、その一方でブルーバードC(Jpn3)優勝・羽田盃(Jpn1)2着のアンモシエラに、兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)優勝・全日本2歳優駿(Jpn1)2着馬のイーグルノワールといった大物も輩出し、ダートでも存在感を示しています。

 当馬は母の父がディープインパクトかつ、Roberto持ち。ゴンバデカーブースと似た配合パターンになります。
 そのゴンバデカーブースを筆頭にブリックスアンドモルタル×母父ディープは芝で実績が挙がっている配合ですが、ワンチャン東京ダービーも狙えるのではないかと密かに期待しています。アイコンテーラーやアポロケンタッキー、今年に入ってもジャスティンなど、子孫が何かと大井で覚醒しがちなGone Westの血が良い方に働いてくれることを祈っています。

目指せ、東京ダービー制覇!(もちろん日本ダービーでも嬉しい!!!)


③ベラジオゼロ 牡

父:ホッコータルマエ
母:ホウヨウクイーン
調教師:田中淳司[地方・門別]
生産牧場:豊洋牧場
 

 dskさん(@Scat_Dsk)主催のホッカイドウ競馬POGに参加して今年で3年目になりますが、今年は能検の段階から特別な素質馬が多く、10頭に絞り込むのが本当に本当に大変でした。

 事実、門別の新馬戦が始まってから僅か1ヶ月と少しでゲクウベラジオゼロリコースパローゼロアワー(牝)と、既に昨年の新馬戦以上のパフォーマンスを見せる馬がボコボコと出てきています。

 多分、今年は道営の年になるんじゃないかなあ。

 HaPOGでも上記4頭は全て指名したいくらいですが、ウィンターベルとショウナンバルドルは絶対に外せないのと、南関牝馬にどうしても指名したい1頭がいるので、2頭が上限。中距離まで距離を伸ばすと向かなさそうなゲクウと、地方牝馬と捉えた際に枠が被るゼロアワーを泣く泣く外したいと思います。

(3:06:00あたり)

 ベラジオゼロは1100mのフレッシュチャレンジを1分07秒6の好タイムで圧勝。しかも、映像を見るとハミ掛かりが悪く、まだまだタイムは縮まるとみました。ちょっとずつ距離を伸ばしていって、サンライズC→JBC2歳優駿→全日本2歳優駿と、2歳戦の間にどんどん出世していって欲しいです。
 また、これだけスピードがあるとケンタッキーダービーでも見たくなってきます。

目指せケンタッキー!(全日本2歳優駿)


④リコースパロー 牡

父:シニスターミニスター
母:リコーデリンジャー
調教師:川島洋人(地方・門別)
生産牧場:リコーファーム

(1:53.30~)

 道営指名馬2頭目のリコースパローは、5月8日のフレッシュチャレンジで1:07.6の好タイムで圧勝した馬です。
 道営競馬の解説でお馴染み高倉さんが「トモが強すぎて少し上体が浮く感じのフォーム」とおっしゃった通り、頭の高い特徴的な走りをする馬です。この走りを最近の馬に例えるとしたら、アメリカの2戦2勝馬Mindframe(父Constitutionの3歳馬)でしょうか。大物感がビンビン伝わってきます。
 騎乗した落合騎手によると「折り合いが付き、距離が伸びて更に良さそう」とのこと。これは期待せざるを得ません。

目指せ、全日本2歳優駿&兵庫チャンピオンシップ!


⑤ランベリー 牝

父:モーニン
母:アクティフ
調教師:赤嶺本浩[地方・大井]
生産牧場:平野牧場

 最後の指名馬は大井・赤嶺厩舎所属の牝馬であるランベリーにしました。
 4月12日の能力試験ではゲートが開いてからろくに走らず、勢いがつくと3コーナーまでに巻き返し1着と、極めて破天荒な競馬をした馬です。その強烈な内容が買われ、デビュー戦は1番人気に推されましたが……

能検よりゲートの出は悪化。ゲートが開いてから今度は数秒経ってもろくに走らず、8.6秒差大敗。当然ながら調教再試験となってしまいました。
 そしてその再試験を800m48秒5で合格。このタイムであれば当然癖も直っているでしょうし、大井の単走で48秒5は癖云々の前に2歳馬としたら超抜タイムでしょう。多少ギャンブル的な夢も持ちつつ指名しました。

目指せ!東京2歳優駿牝馬! 


※追記:今日復帰戦を勝利!良かった!!!


 今年は平地に指名したい馬が溢れかえっていた為、ばんえいの指名は無しとしました。
 中央2頭・地方(平地)3頭の編成で今年は優勝を狙います!


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