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Music Video『WEB iDOL』②

だいぶ日が空いてしまいました。
ざっくりと思い出など箇条書きで書いていきます。
①のボリューム感はもう出せないです。
そしてIQも落ちてます。
すみません。

登場人物
・大久保監督:熱のあるkawaii映像創造者
・采乃さん:明るさの中に芯と捻りがある主演
・土橋くん:何でも器用にこなすヘアメイク
・夕さん:サポートに徹した気配りサラリーマン
・RY:破滅ロマンスのベース、梅星えあの安定剤


◆撮影開始

・おもしろ諸事情で4時間押してスタートした撮影。時間計算苦手な私が頭フル回転で爆速でタイテ組み直した。

・足の踏み場もないとはこのこと!!!というような劣悪な環境。“何か落としたらもう見つからないと思え。一瞬で部屋の藻屑。ここはグランドラインだ。みんなに注意した。本当に「あれ、またiPhoneなくした!!」「またペン無くしました」という事案が多発した。その発生源は主に私と大久保監督。

・「物すら通る場所ないから最後の方、絆生まれそうだよね」「あれがないー、これとってーってバトンみたいにパスするしかないからね」て夕さんと会話してた。アセアセしてた私に早速撮影が楽しみになるような言葉で落ち着かせてくれる夕さん。

・撮影中のiPhoneはRYのものを使用。采乃さんの自撮りがカメラロールに何百枚と追加されていく。

・洗面台に唯一の癒しとして置いてたお花が1個落ちてしまった時、大久保監督が「かわいそう」って言った。繊細だなと思った。

「かわいそう」て呟かれたのが好きだったので撮った


・室内での撮影と並行して、外でポスターに血を塗る作業。あれが実は難しかった。が、何でもこなすヘアメイク土橋君が才を発揮。上手に血を塗ってくれた。それをRYが運ぶ、そして夕さんが1枚、1枚ドライヤーで丁寧に乾かしてくれた。連携プレー。私はその間、手が血だらけの状態でお隣さんに出くわしてしまって、ここぞとばかりに「コンニチワ〜!!!」て元気に挨拶した。2、3日前に騒音の苦情がきたんだけど多分この人。今日の撮影を中断させたくなかったのでもう関わらない方がいいと思われたかった。

・采乃さんが「すみません。充電器借りたいんですけど、、、。」と申し出た時。気配りの鬼、土橋君が「もう充電してあるよ。」とさすがの行動。

・超・巻きで進む撮影、ヘアメイクの時間を技術で短縮してくれた土橋君。「あと3分でできるよ」とか言ってくれるからアセアセしてた私はまた落ち着いてた。

・合間合間に配るチョコレート、リンツにみんな喜んでくれた。何もあげてないのにホワイトデーに箱でくれたキャバのお客さん。ありがとう。

・外での撮影のため移動。大久保監督、夕さん、RYの3人が先に現地到着。残りの采乃さん、土橋くん、私で「あの3人は何話してるんだろー。」て言ってた。帰り道に聞いたら気配り上手な夕さんが監督に「コートかわいいですね」て話しかけたりしてたらしい。ぷにゅずのコート。可愛い。

・シーンごとに采乃さんに丁寧に心情を伝える監督。細やかなところまで楽曲から私を見てくれている感じがして良い意味で辛かった。

・采乃さんの演技に過去の自分を投影して泣いた。采乃さんが歌わないシーンでもずっと私は歌ってた。

・ラスト、監督の「せーの」を合図にハートの紙吹雪を投げてドライヤーで吹き飛ばした。監督の「せーの」がボリューム小さくて何回もやった。面白かった。


まとめると...
監督も采乃さんも『WEB iDOL』を大切に表現してくれて、ヘアメイクの土橋くんやサポートに徹してくれた夕さんとRYのおかげで良い作品になるって決まった。


◆撮影後

・もう終電や終バス間際だったのでみんなでゆっくりする間もなく急いでお帰りいただいた。とにかく無事に撮影を終わらせて皆をちゃんと帰せてよかった〜とほっとした。

・大量のゴミと、散らかった服や雑誌。さらにはもう収拾がつかないくらいの紙吹雪。「どんなパーティーしたらこうなるんだよ...。ウルフ・オブ・ウォールストリートかよ...。」と思ってた。

未だ出てくる紙吹雪


・RYと夕さんはギリギリまで残って、部屋の修復をしてくれた。疲れてるのに何度もゴミ捨てに走ってくれたり、できる限り私が一人で大変にならないように手伝ってくれた。

・一日の撮影を振り返りながら話してて印象に残ったのが、夕さんが「采乃さんが、充電器〜て言った時に土橋君が充電してたの。あれすごかった。え、そこまで気きくのかって。」て言ってたのが、僕も負けてらんねえな、的なニュアンスに聞こえて面白かった。夕さんと土橋君はとにかく気を配れる心の器広すぎの人間3回目の人たちなのでそういうリスペクトも生まれるんだね。

・RYは最後、重い照明を一人で持ってレンタル会社に返しに行ってくれた。一人で持てるしえあ疲れてるだろうから着いてこなくていいよ。と。
次の日も休みにしてくれて、片付けに来てくれた。

・その後はまた監督と編集でやりとりしながら、いっぱい話して、やっぱこの人に頼んでよかった。って思えた。
映画『Cosmetic DNA』のインタビュー記事があるのでこちらも読んでほしいです。

普段の話し方からは想像つかない受け答えだったので「やけに悠長に答えてますね。」て言ったら、メールのやりとりだったから上手に答えられたとのこと。
そんなところも含めて好きです。


◆おわりに

Music Video『WEB iDOL』
メイキングも合わせて、ぜひ観てください。


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