家禽の鴨類の子育て

いなかに家禽は欠かせない。卵はその辺の雑草や種、昆虫、善玉菌を野生に近い状態で食べたものでできている。価値ある卵。
家禽を飼っているうちに原種と呼ばれるものに興味を持ってしまった。原種なんて、なぜ飼いたいのか。古民家に住んでいる者として、なぜか色々なものを遡ることが常になっているので、その一つの興味。
ただ、鶏はジャワスマトラの野鶏が原種であり、手に入りそうもなかった。
ふと、庭を見ると鴨類がいる。あ、これだと思いついたのが真鴨、それを飼おう。
月日が流れ、合鴨の抱卵まで辿り着いた。
この抱卵には、鶏にはない古そうな行動様式が見られる。
鴨類は、群れで抱卵するのだろうか。1mほど離れたところで複数の雌(合鴨1、フランス鴨2)が抱卵していた。抱卵中の卵は、どうやら取ったり取り返したり巣の卵は微妙に数が変わる。
どこかの巣で孵化が始まると、その時点で子育てする気がある雌が、雛を育てるようである。もう少し抱卵したい雌は残りの卵を引き受けて温める。


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