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ゴーンとコロナ

 もはや交通事故と同じレベルの安全意識をもたなくては、という感じになってきたコロナ災禍。ゴーンを止められないのにコロナを止められるわけがない、ということばに納得して数年経つ。
 自然のものと向き合っていると、不注意がもとで災いが起きる。
 秋になり、ちょっと夜、知らない土地で暑いからと窓を開けて仕事をしたら、蚊に刺された。と思った。自宅に戻り、蚊に刺された~と服をぬいでびっくり。じんましん並みに出た発疹の天の川。私の皮膚にとってはひどい虫による虫刺されだ。

 という経験をしているのに、翌日、栗を拾い終わって枝打ちをしていると、腕にヒリッとした痛み。葉っぱではなくて見知らぬ毛虫が取りついていた。またしても虫禍。これくらいのことが予期できないのなら痛い思いをしてもしょうがないと思う。大事なのはこの次を予想できるかどうか。
 個人ならまだしも、組織的、あるいは社会的に災禍かから逃れる心構えを伝承することは難しいように思われる。

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