iOSDC2024に行った さあ持ち場に戻ろう

iOSDC2024に参加しました。
転職してから初のiOSDCでした。新しいチームからは発表する人が4人もいて、すごいところに来てしまった…とプルプル震えております。

僕は2017年から参加してきて、直近は育休などあり久々の全日参加でした。マスクも任意になり開放感漂うイベントになったと思いました。ビールを飲みながらワイワイとLTを聴くのなんて何年ぶりだろう…素敵な体験でした。

転職してから3ヶ月くらいなので、まだまだチームの皆さんとのコミュニケーションも少ない状況でした。オフラインイベントに一緒に参加するという体験を通して、少し心の距離が近づけたのも嬉しい経験でした。

印象に残ったセッション

大学の研究室で分光スペクトルの解析をしていました。高速フーリエ変換はその時に学んだので懐かしく聴けました。何も覚えてなかったのですが、高速フーリエ変換完全に理解しました。

前職では位置情報アプリを作っていたので興味深いテーマでした。加速度センサーでうまくいかないもんかなぁと思っていたので、難しさがよくわかって楽しかったです。

OWASPという単語も知らずに部屋に入ると満席でなんとか座らせてもらいました。攻撃者がどのようにアプリを見ているのかの視点が少しわかった気がしました。ローカルに保存するということのリスクと回避するためのコストとの兼ね合いという話が印象的でした。

WKWebViewはUIWebView移行の際に酷い目に遭った記憶があります。話を聞いていてマスターになれそうな気がしました。知らない情報がいくつもあって、あとからスライドを見返す必要があるなと思います。

スポンサーブース

ビットキーさんのスポンサーブースではiBeaconを使ったイベントを開催していました。景品にMagic Trackpadがもらえるというので、勇んで準備をしました。iBeaconを探すコードをSwiftで書いてそのアプリでビットキーの製品のBluetoothを探知して探そうというものでした。いざ始まってみると全然電波が取れず1時間くらい歩き回ったところで諦めようかと思いました。その後、ビットキーのブースに行ってみるとなんと数メートルのところにいるとの表示が。ビットキーのパウリさんに半ば誘導していただく形で商品をいただくことに成功しました。

お目当てのMagic Trackpadは先着1名のみだったので、悔しいです。

さあ持ち場に戻ろう

あっという間に終わったiOSDCでした。祭りの後の寂しさも相まって、みんなつよつよなのにどうして自分はできてないんだろう…と感じることもあります。そんな時に自分は下記のように考えるようにしてます。
「それでも自分が携わってるiOSアプリをより良いものにできるのは自分だけ、だから学んだことを持ち帰って活かしていかなきゃ」

きっとそれぞれの持ち場があって、それぞれの難しさのプロジェクトを担当してると思います。発表している人たちと比べて自分は…とは考えず、より良いものづくりをしていきたいと思います。

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