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ふくしま浜旅_INFO

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このマガジンでは、浜旅コミュニティプロジェクトを通して出会った素晴らしい場所、人、想いを書いていきます!!浜通りの観光地もたくさんご紹介。福島県浜通りにお越しの皆さん、旅の参考に…
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#復興

福島の沿岸部って今どんな感じ?

こんにちは、浜旅コミュニティプロジェクト事務局のいくみです。今回は福島の沿岸部についてあまり知らないけれど知りたい方向けに私が知っている福島県沿岸部の状況について書きます。 私は東京に25年ほどいて、震災時は東京でした。福島に知り合いはいなかったので、福島のことを知るときはメディアを介して。そのため情報収集の仕方が分からなかったのもあり、どんな街で何が起こっているか、現地の人の想いや事実を知ることが難しいなと思っていたのを覚えています。 今回は今浜通りを舞台に旅づくりを行

浜通りに行ったら訪れたい、とっておきの施設「ふたばいんふぉ」@富岡町

こんにちは!事務局のいくみです。 浜通りに行ったら訪れたい、とっておきの施設。その名も「ふたばいんふぉ」。ふたばいんふぉの「ふたば」は双葉郡の双葉。つまり、双葉郡のインフォメーションセンターです。 双葉郡の総合インフォメーションセンター「ふたばいんふぉ」は、双葉8町村の現状を共有し、広く伝えるために、民間団体である双葉郡未来会議が運営者となって開設されました。同団体の活動や繋がりを基に、単なるアーカイブ施設というだけではなく、住民目線での捉え方、伝え方を住民自らが発信する

福島イノベーションコースト構想とは?

皆さんこんにちは、浜旅事務局のチカです☺ さて、本日は「福島イノベーションコースト構想」のご紹介です! はて?それはなんですのん?って方がほとんどだと思います。 私も福島県民でありながら、ちゃんとした知識はなく、、お恥ずかしい。。 「福島イノベーションコースト構想」とは、一言で簡単に言うと、 福島県浜通りで新しい事初めて産業復活させていこうぜ! ってな感じですかね!←簡潔すぎるw 福島県の沿岸部、主に東日本大震災で甚大な被害があり、津波で流されてしいまっさらな土

福島県、富岡町のとみおかアーカイブ・ミュージアム

事務局のいくみです。グループBのフィールドワークで訪れたとみおかアーカイブ・ミュージアム。福島県の沿岸部、富岡町にあります。震災のことを伝えるミュージアムである一方で、富岡町の歴史、文化、人々の暮らしも展示されています。 展示の半分は富岡町のこれまで。震災前の富岡町の成り立ち、土地柄、そういったものを順を追って知ることができます。日本全国のなかの福島県、そして福島県の中の浜通り、そして浜通りの中の富岡町。それぞれに土地柄があって歴史があって人々の暮らしがあると思うのですが、

福島県、浪江町の震災遺構「請戸小学校」

事務局のいくみです。今回はグループAのフィールドワークで訪れた浪江町の請戸小学校について紹介します。請戸小学校は、福島県初の震災遺構として2021年10月24日に開館した場所です。 請戸地区は、福島県の沿岸部にある浪江町の海に面した地区であり、震災時は津波が押し寄せ、多くの被害があった場所でもありました。住民の多くは近くにある大平山に避難したそうですが、この請戸小学校の子供たちも大平山に登り、全員無事だったとのことです。 しかしながら小学校には津波が押し寄せ、校舎はこれま