信じているんだ 君には伝わると 大好きが伝わると
皆さん、こんにちは。はまーです。
新年あけましておめでとうございます!(8日遅れ)
新年一発目にこんな文章を書くのか……といった感じですが、どうしても伝えたくなったので、書かせて頂きます。
挨拶は短く、本題に入っていきたいと思います。
「言葉を伝える」とは
2023年になって、ずっと考えていたことがある。
2022年は自分にとって、「挑戦」の年だった。
21歳の目標として、「なんでもやる」を掲げていて、ドラムをたたいたり、企画を主導したり、沢山の人に手紙を書いたり、いきなり福岡に突撃したり……。
文字通りなんでもやった一年だった。
でも、これらは全て「自分のため」にやったことだった。
だからこそ、今年こそは、Aqoursの為に、大きなことをしたい、って。
Aqoursに、今度こそ貰ったものを返して、「ありがとう」って伝えたいって、ずっと考えていた。
そのためには何をしよう。
ドラムを叩くか?イラストも描いてみたい!企画やるのもいいなぁ。
なんて色々考えていた。
でも、自分が中途半端に、ではなくて、ちゃんと向き合えるのは、この「ブログ」という文章だけだった。
でも、このブログというのが、中々癖のある、難しいものなのだ。
そもそも、なぜ人に読まれる文章と読まれない文章が存在するのだろう。
自分は、その答えのひとつは、「情報」だと思っている。
Twitterというツールでは、「情報」という物が大きな価値を占めている。
絵師さんの書いたイラストが伸びるのは、自分の知らない情報(絵)だから。
面白いツイートが伸びるのは、自分の見た事ない情報だから。
解釈のツイートが伸びるのは、自分の中にはない情報(考え方)だから。
そして、ブログが伸びるのも、理由のひとつとしては、読み手にとって知らない情報が書かれているから、だと思う。
勿論共感で伸びる文章が存在するのも知っている。
ツイートも絵も、きっと共感という、自分の中に元々ある「情報」とマッチするからこそ、人の心を動かすのだと思う。
自分は、自分の文章を他人に読んで欲しい、とそこまで思わずに生きてきた。
好きなことを好きなように、書いている。
でも、最近ずっと思っていることがある。
自分の夢の一つに「Aqoursの正しさを証明する」というものがある。
Aqoursは自分にとって、いつでも正義で、絶対的に正しくて、辛い瞬間に近くで寄り添ってくれる、ヒーローのような存在だ。
自分のヒーローが、世界で一番カッコいい、って自分は、セカイに認めさせたい。
そんな子供じみた願いをずっと、心に持っている。
でも、そのためには、ある程度、声の大きさ(地位)が必要なのだと、最近少し実感した。
世の中には、何が絶対的に正しい、なんてものは基本的になくて。
民主主義の中では、多くの人に「これが正しい!」と思わせたものが、正義になることが多い。
Aqoursがラブライブ!決勝で、「WATER BLUE NEW WORLD」を歌って、会場を青に染め上げたのが、その最もたる例だと思っている。
Aqoursのこと、よくわからなくても、観客が、まるで血だらけでも、目がギラギラしているAqoursを見て。
そんなに傷ついていても、笑顔で、「楽しそうに」歌っているAqoursを見て。
心の底から惹かれて、手に持っているペンライトを思わず青に染めてしまうような。
その瞬間、観客にとって、Aqoursの歌っていることが、「正しい」ことになったのだと思う。
なんでそういった姿に惹かれるのだろう。
きっとそれは、「楽しい」だけでもなく、「辛い」だけでもなく。
「辛い」っていう気持ちを抱えてもなお、「楽しい!」っていう気持ちを表現するからだと思う。
よくよく考えてみれば、スクールアイドルといった存在、いや、「アイドル」といった存在そのものが、そういった「辛いを越えた『楽しい!』という気持ち」を表現している人たちだった。
どれだけ息が切れても、どれだけ辛いことがあっても。
ステージの上では煌めく笑顔を振りまく。
ファンにとっての希望。
生きる理由。
「輝き」。
エンターテインメントというのは、そういった、「楽しい!」という気持ちを発信するからこそ、今でもなくならずに、人を惹きつけて止まないのだろう、とようやくわかった。
ここで、ひとつ。
大きな問題が生じた。
自分の伝えている言葉達がどこまでも痛みに満ちている、ということだ。
自分は、綺麗ごとを書くのが正直苦手だ。
自分の人生は、「努力したら報われる」とか、「みんな頑張っている。辛いのは君だけじゃない」といった、綺麗ごとにどこまでも苦しめられた人生だ。
そんな言葉、願い下げだ、って。
いつもいつも夢の汚さや、言葉の裏にある「辛さ」にフォーカスして伝えていた。
親友の一人のSっていうやつがいる。
そいつが書く言葉は、何処までも優しくて、「好き」っていう気持ちに溢れていて、綺麗な言葉も多くて。
そして何よりも、読んでいて、こちらの心の中にある「楽しい」という気持ちに、気づかせてくれるような文章だ。
そいつの文章が羨ましくて、俺には出来ないって、ずっと思っていた。
そして、そう思ってしまう自分に嫌気が差して、文章を何も書けなくなってしまって、最近ツイートすらしなくなってしまった。
でも、最近ふと思った。
何のために自分は言葉を紡いできたんだろう、って。
そして、思い出した。
「Aqoursが大好き!」って、自分の好きを人にわかち合うためだ、って。
「SUKI for you, DREAM for you!」で歌っているように。
Aqoursは、単純に「好き」とか、「楽しもう」とか、歌っている訳じゃない!!
Aqoursは夢を「夢のように」過ごしてるんじゃなくて、痛みを抱えながら、日々を生きているんだ!!
って、セカイにずっと認めさせたくて、叫び続けていたけど。
Aqoursは、それ以上に大切にしていることがあった。
こんなにAqoursの事が好きって自負していたけど、何もわかってなかったな、っていまさらわかった。
結局自分は、自分の「好き!」という気持ちを、ちゃんとした形で表現することを怠っていたのだろう。
恐らく、他人に直接ぶつけることに対して、否定される恐怖や、表に出す勇気がなかったのだろう。
そんな自分に、今日ふと聴いていた音楽が、答えをくれた。
「水面にピアノ」。
桜内梨子の覚悟を自分が言語化すると、陳腐にしてしまいそうで怖かったから、言葉にする事を逃げ続けていた曲が、どうすればいいのか教えてくれた。
自分の子供じみた、心の底からの本心が、剥き出しになった。
言葉にするのも恥ずかしいような。
俺は、Aqoursを、信じていたい。
Aqoursがたくさんたくさん、自分を守ってくれたから、今度は自分が、Aqoursを守りたい。
Aqoursの良さを、どれだけ時間が経っても、最後の一人になっても、言い続けたい。
自分にとって、Aqoursがヒーローであることを、叫んでいたい。
ぜったい消えないステキな、愛しい物語を、終わらせないために。
言葉を紡ぐ理由を見失っていた自分に、Aqoursが理由をくれた。
こんな自分でも、まだできることがあるって、気が付かせてくれた。
だから、やってみようと思う。
一番得意な方法で。
Aqoursのココが好き!
こんな単純で一番書きやすい内容を書くまで、随分遠回りしたなあ、って我ながら呆れてくる。
でも、もう逃げないから。
夢は確かに汚いかもしれません。
でも、夢を今、自分が追いかけていて。
楽しいことばかりじゃないけど、絶対に、楽しいって言える人生を過ごしていて。
あの浪人期からは想像できないくらい、胸の中に確かなものがあります。
だから夢は、人を惹きつけて止まない、とても美しいものだと思います。
そんな夢を持っているだけで、自分を誇れる。
全部Aqoursが気づかせてくれたことです。
Aqoursに、胸を張って言える。
「あつくなる自分見つけたよ!」って。
ちょっと悲しいことがあっても、「Aqoursがダイスキ!」っていう気持ちが、自分を支えてくれる。
困ったときには寄り添ってくれる。そんなAqoursが好きです。
いつどんな時に出会っても、最初から追えてなくても、話を聴かせてほしい!、って言ってくれるAqoursが好きです。
自分みたいな現地に行くまで六年かかった人間でも、きっかけを聴いてくれることが、いつも嬉しくて、曲を聴くたびに、泣きそうになります。
無条件に、私たちを信じてくれるAqoursが好きです。
好き、という気持ちをどこまでも大切にしていて、ひとりひとりに向き合ってくれるAqoursが好きです。
ずっと会えない日々が続いても、あきらめないAqoursが好きです。
つま恋がなくなったときも、ドームツアーがなくなったときも。
その前の、自分が受験勉強でLIVEに行けなかった日々も。
どれだけ会えなくても、「ひとりじゃないよ」って言ってくれるAqoursが好きです。
いつの日か出会う人の為に走り続けてくれているAqoursが好きです。
きっと、そんなAqoursの走ってきた道が、いつの日か出会う人の道しるべになっているこの瞬間が、何よりもAqoursの守ってきたものだ、と信じています。
そして、ひとりじゃない、って気づかせてくれたAqoursが大好きです。
何年たっても、辛かった日々や辛いことは、完全に心から消えることはありません。それが心から消えることは、それが無かったことになってしまうからです。
でも、それでも、前を向いて、夢を追いかけて。
いつだって、信じさせてくれて。
信じてるよって、言ってくれる、Aqoursが、僕にとってのヒーローです。
かけがえのない日々を過ごして、ひとりじゃない、って言わせてくれるAqoursが好きです。
大切な人たちを繋いでくれる、Aqoursが大好きです。
いつでも、輝く、Aqoursは私の誇りです。
「大好き!!」っていう、呆れるぐらい単純な言葉達を書くのって、こんなにも泣けてくることなんですね。
この文章書きながら、ガチで泣いています。
好きって単純でも難しい、って思っていましたが、こんなにも、単純なものなんですね。
こんなに書いてもまだまだ書き足りないぐらい、好きっていう気持ちがあふれてきます。
なんか、凄くすっきりしました。
最後に
タイトルは「KU-RU-KU-RU Cruller!」2サビ後より引用しました。
自分の中の、小さな願いを託して。
自分の言葉達は、これまで、痛みとか辛いことにフォーカスしすぎた気がします。
そしてこれからも、そういった内容をきっと、言葉という道具を用いて紡いでいくのだと思います。
でも、それ以上に、「大好き」っていう気持ちを、Aqoursが私にしてくれたように、周りの人や、Aqoursへ、いっぱいいっぱい伝えていこうと思います。
だって、こんなにも溢れて止まらないのだから。
2023/01/08 19:04
Aqoursが大好きな「No.10」のひとり はまーより
心からの愛をこめて
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