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FXに疲れてきた話

こんばんは。FXをはじめて3ヵ月ほどが経ちましたので今感じていることをつらつら語ります。

上位5%にいるから大丈夫だろうという安心感でのめりこんだFXの世界

僕がFXをはじめた最たる理由としては、トレーダーの95%がいずれ退場する世界と言われるFXで生き残る自信があったから。つまり自分が上位5%に位置づけるだろうという自負があったからですね。

ではその「上位5%」という自信はどこから来たのか申し上げますと、具体的には3つ。IQ(知能指数)、大学の偏差値、有名FPSにおける戦績。これらいずれにおいても僕は「上位5%」の水準に達しているということが判明したのです。

このような自己分析から「自分はFXの世界でも生き残れるに違いない」という考えが生まれ、FXの門をたたくに至ったというわけです。

初めからうまくいくはずない

とはいえ、上記のような自信とは裏腹に「初めからうまくいくはずない」といった、石橋をたたいて渡る的な思考も一応持ち合わせていました。そのため最初は1万円からの少額スタート。取引ロットも基本は最小の1000通貨で勝負しながら減ったり増えたりの繰り返しです。で、2ヵ月を微益で乗り切ることとなりました。

3ヵ月目半ばにしてトータル7万の負け

トレーダーの9割はすぐに退場すると言われていた中で2ヵ月という期間を微益で乗り切れたことに自分でも思い上がってしまったのでしょう。FX生活3ヵ月目に入り、僕は思い切って10万円を口座に入金することとなりました。

FXをやってるとよく言われるのが「口座資金が1万円でも1000万でもやることは同じ。要は積み上げたpipsにいかにロットをぶつけるか、それがFXである」ということ。

確かにその通りで反論の余地もないのだが、頭では分かっていてもいざ実践するとなると難しいのが人間らしい人間というもの。張るロットが大きくなればそれだけ1pipsの重みも変わってくるわけですから、メンタルへの負荷もそれなりに大きくなってきます。

ペーペーの僕は2ヵ月かけてFXの基礎知識を叩き込んだものの、それらを実践で活かせるだけの技量は全くと言っていいほど身についていませんでした。そしてあろうことか自分でもその事実にすら気づかないまま大きなロットを張って、身銭とともに精神をゴリゴリ削っていたのです。

上位5%の知能≠相場で生き残れる

この3ヵ月を通して気づかされたのは、一般社会で通念とされているいわゆる「頭の良さ」というやつも相場の前では無に等しいという事実です。

これは「上位5%にいるから大丈夫だろう」という根拠が崩れたことを意味するわけで、「損切りはエントリー根拠が崩れたタイミングで」といわれるFXに照らして考えるならば僕がこれ以上、相場と向き合う意味はないということになります。

このまま退場してしまおうか悩みどころですが、とりあえず今は失った7万円が無駄にならないくらい徹底的に敗因を分析し、大損をこいた事実と向き合っていこうと思います。相場の世界に返ってくるのはそれからでも遅くはないかと。