瑕疵って読める?契約不適合責任とは?

こんにちは。hamarinです。今日はイラスト制作の修正についてです。

瑕疵は「かし」と読みます。
瑕疵とはザックリいうと本来の備わっている・あるべき姿ではないことです。

これがイラストだとどういう状態が当てはまるのかというと

塗り忘れがあった
塗り間違いがあった
描き間違えがあった
描き忘れがあった
指が6本ある
腕が1本しかない
服の合わせ
ボタンの数 などなど。。

文字があれば、誤字脱字やスペルミス、
大文字と小文字の間違えもそうです。

納品「後」に「イラストレーターのミス亅が発覚した場合、これは瑕疵になります。
ここでいうミスは上記のような明らかな不備です。

そして契約不適合責任とは、民法が変わって新しくできた法律です。

イラストレーターに当てはめると、
依頼した側(委託者)が瑕疵に気づいた日から1年以内にイラストレーターに通知すれば、イラストレーターは無償で修正対応しなければならないという法律です。

ふぁ?!?!(・∀・)
「気づいた日から」だと?!(・∀・)

この権利は10年で時効になります。
(行使できるのは10年の間)

厄介なのは「瑕疵があるという通知」を1年以内に相手にすればよくて、瑕疵の修正指示「ここが塗り忘れているから塗ってね亅という(権利の行使)は10年間有効なんですよ。。😱

納品して1年が経つ頃に「ここ無料で直して」と言うのも、言われるのも嫌じゃないですか…

でもこれは契約書を作ることで回避できるんです✨
そもそもよく確認して、瑕疵がないように納品するのが大前提ではあるんですけど!

私は納品前にお客様にチェックシートをお渡しして、チェックしてもらいます。

実際にお仕事で使った確認書類
(制作前の確認のもの)

また契約書を交わした場合は契約に適合しないこともすべて「瑕疵」になるのです。

瑕疵(かし)と契約不適合責任でした。
hamarin

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