DeNA阪口 先発ローテへの道

8/22(土)、DeNAの高卒3年目右腕の阪口が今季1軍初登板を果たした。
今永、平良ら1軍ローテ投手が2軍落ちした影響で、2軍で安定してローテを守っていた阪口に白羽の矢が立った形だ。
阪口は櫻井や中川虎と同級生で、これまでは2人に先を越されてた感があったが、今回1軍昇格したことで今後1軍ローテへ定着するチャンスを得たと言えるだろう。

その阪口の今季初登板だが、
5回 被安打10 奪三振5 与四球3 失点4
という結果だった。

直球の球速は最速150kmで常時140km中盤を投げており悪くはなかったが、変化球をなかなか活かせず打ち取るのに苦労し、また不運な当たりも多く、ほろ苦い結果になってしまった。
ただその中でも直球で押して三振を取ることができるなど、通用する部分もあった。

ラミレス監督はこの阪口の登板を見て、もう1度チャンスを与えたいとコメントを残しており、課題はあるもののひとまず次回登板を掴むことはできた。

【DeNA】ラミレス監督 5回4失点1敗の阪口に「もう1回チャンスを与えたい」

https://hochi.news/articles/20200822-OHT1T50138.html

阪口は今季、ずっと中6日のローテで安定した登板が続いていた。

7/21(火) 4回 被安打1 与四球2 奪三振0 自責0
7/28(火) 4回 被安打8 与四球2 奪三振2 自責6
8/04(火) 6回 被安打7 与四球2 奪三振6 自責0
8/11(火) 7回 被安打2 与四球1 奪三振8 自責0
8/18(火) 1回 被安打0 与四球0 奪三振1 自責0

2軍では150km超えの直球を投げることも多く、この直球を主体にしてスライダー、スプリット、カットボール、カーブなど多彩な変化球を投げる本格派スタイルで、今年は特に一つ一つの球種にキレが出てきていた。

本格派投手として開花しつつある時期にきており、ここで1軍で結果を残せれば、それが弾みになって一気に1軍ローテに定着することも可能だろう。

次回登板、良い結果を残して今年が開花の年になることを期待したい!

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