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【横浜DeNA】やはり外国人外野手獲得。これで補強は終わりか?

横浜DeNAは12/23(金)にマイナー通算77本塁打のトレイ・アンバギー外野手を獲得したことを発表しました。

アンバギー外野手は右打ちで長打を打てるパワーがある外野手で、MLB経験は僅か2試合しかないですが、AAAでは2021年にOPS.800を超えるなど結果を残しています。

この補強に関しては「予想通り!」と言えるものでした。
実は外国人外野手の獲得については現役ドラフト直後の記事で、動きがあると予想していました。

補強するとしたらどうやってするかですが、現時点だと外国人選手の獲得というのが1番現実的で可能性が高いです。
(中略)
役割としては6番手の外国人外野手で、普段は2軍で育成する形になりますが、1軍で欠員が出た際には上がっていけるような実力のある選手が良いでしょう。

https://note.com/hamanontan/n/ncbc9d62fd37e

この記事で外国人外野手を獲得する可能性の高さと、それは6番手の外国人になり、1軍で欠員が出た時に上がってこれそうな選手ということを書きました。

今回獲得したアンバギー外野手は、まさにその役割に合致しています。

実際、外国人選手ではオースティンが来季開幕に出れるか難しいですし、もしオースティンが出れないなら外国人枠を1つ余らすことになります。
今季はその影響でシーズン中殆ど外国人枠が5つ埋まることが無かったので、アンバギーがそこに入ってきて1軍で結果を残せれば、オースティンがいない分の戦力ダウンが軽減できます。

アンバギーはMLBでの実績が無く、AAAでも調子の上げ下げが大きくて打撃が粗そうな選手ですが、長打を打てるパワーがあるのと、意外と盗塁できてるので足が速そうです。
もし1軍に定着できれば、パワーと足でひっかき回せる上位打線に入ってくるかもしれません。
年俸は3000万程度と報道が出ていますし、他の5人に比べたらかなり格安なので、プレッシャーを感じず伸び伸びやって来季結果を残して欲しいですね。
上手くいけば、再来年以降も契約を勝ち取ってチームのレギュラーとして定着していくことも期待できます。

これで補強は終わりか?

アンバギーを獲得したことで、12/23時点での支配下登録は63名になりました。

6人目の外国人の獲得と、現役ドラフトで抜けた細川の分の外野手補強を行えたことで、ひとまずどのポジションも人数的には最低限を確保することができています。
この上で更に補強となると、アンバギーのような格安外国人をまた獲得するか、まだ所属が決まっていない戦力外選手を獲得するぐらいで、あまり戦力的な上積みの補強にはならないでしょう。

それなら育成選手が16人もいることですし、彼らの支配下登録用の枠として空けたままにしておく方が良さそうです。
おそらく来季中に勝又・村川・大橋・櫻井・上甲・西巻らの中から複数人が支配下登録されるでしょうし、彼ら以外の育成選手もチャンスは十分あります。
来季は2軍のDOCKで練習試合が組めるようになるため、今季以上に沢山の試合経験を2軍の若手選手たちは積むことになるでしょう。
育成環境がとても良くなってきましたし、この中から1軍に上がってくる選手はきっといるはずです。

個人的にはこれで外部からの補強は終わりと考えていますが、それでも来季は十分期待できる選手層になったと断言できます!
非常に楽しみです!


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