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【横浜DeNA】平良と東、次世代エース候補
DeNAは現在先発陣が好調で貯金もできていますが、この中でも平良と東の活躍が一際目立っています。
共にトミー・ジョン手術明け
平良と東はそれぞれトミー・ジョン手術を受けており、長期のリハビリの末1軍に戻ってくることができました。
トミー・ジョン手術は故障箇所を治すだけでなく、良い方向へ作用すれば手術前より球速が上がったりする効果もあります。
とはいえ、肘や靭帯にメスをいれる手術なので100%成功するわけではなく、手術をするかどうかは大きな決断になります。
平良も東も球団と話し合った末に決断していて、手術後のリハビリも球団と練習メニューを相談しながら進めていきました。
決して焦ること無く、地道に進めてきたことで、今年は2人とも万全の状態に仕上げて開幕ローテを掴みました。
先発陣の中でも若くあと5年は主力を期待
平良も東も共に27歳で同級生です。
この2人は先発陣の中でも若い方で、今現在先発登板している石田(30)、今永(29)、大貫(29)、濵口(28)、笠原(28)などと比べても年下になります。
そして平良も東もFA権取得までは5年以上先です。
なのでチームの主力としてこの2人がこれからも活躍し、その間に小園や深沢など期待の高卒投手が先発ローテに定着してくれば、次の世代へ繋ぐこともできます。
そうなればDeNAの先発は長期的に安定するでしょう。
今永がMLB挑戦した際は左右のWエースに
今年はオフに今永がMLB挑戦の可能性があり、石田もFA権を取得していて、来季以降の先発が不透明な状態です。
仮に今永がMLB挑戦すると、DeNAとしてはエースの流出となり戦力的にはかなり痛いです。
ただそこに、平良と東がWエースとして台頭してくれば若い2人への世代交代が上手くいきますし、2人が共に最多勝争いするような投球ができれば今永よりも強固なエースとなります。
今永が抜けるとDeNAはしばらく優勝が難しくなると考えるファンもいると思いますが、平良と東の台頭で来年以降も優勝争いし続けることが可能になるでしょう。
今季は2人とも2桁勝利へ
こうした期待を実現するためには、今季は2人共確固たる結果を残すことが重要です。
東はルーキーイヤーで規定投球回を投げて11勝を挙げました。
この時以来調子を落として、トミージョン手術になってしまったので、今季は1年目と同じような成績を挙げることを期待したいです。
平良はまだ規定投球回に到達したことは無いですが、2020年にはシーズン14試合に登板して防御率2点台の好成績を残しています。
打線の奮起次第で勝ち星は変わってくると思うので、この時のような安定した投球をシーズン通してできれば、2桁勝利も十分あり得ます。
2人共好調時の投球を取り戻して2桁勝利を挙げることで、時期エース候補として注目されるようになるでしょう。
2人が活躍すれば野手ドラフトか?
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