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【横浜DeNA】現役ドラフトを経て~外野手補強必須の理由

2022年12月9日に、NPBとして初めて、プロ野球現役選手を対象にした現役ドラフトが行われました。
この現役ドラフトの指名結果については外部の記事にまとめていますので、詳しく知りたい方は末尾のリンクからご覧ください。

現役ドラフトで起きたDeNAの戦力変化

今回の現役ドラフトでDeNAは細川 成也 外野手を放出して、中日から笠原 祥太郎投手を獲得しました。
これによってDeNAは人数的に左腕投手を補強することができましたが、外野手を1人減らすことになりました。
その結果、現時点での選手構成は以下の通りになっています。

支配下登録人数が全体で62名なので、まだ枠に余裕があって補強する余地があります。
その中で今季と比較して人数が減っているのが外野手です。
戦力外で宮本が退団し、この現役ドラフトで細川が退団することになりましたが、ドラフト等での外野手補強はまだ行われておらず、2人外野手が減った状態です。

外野手は育成選手に勝又・村川・大橋の3人がいるので、いざとなれば彼らを支配下登録することもできますが、せっかく枠にも余裕があるので減った分の外野手をこれから補強しても問題ないでしょう。

外国人外野手の獲得

補強するとしたらどうやってするかですが、現時点だと外国人選手の獲得というのが1番現実的で可能性が高いです。
トレードや戦力外からの獲得など他にも補強手段はありますが、トレードは結局交換ですので支配下登録枠がもう一杯の時は良い手段ですが、今のように余裕がある状態ではあまりメリットが無いでしょう。
仮に外野手を補強したとしても、代わりに別のポジションが弱くなるだけですし、戦力ダウンのリスクもあります。

戦力外からの獲得はこちらにリスクが無いので手段としては良いですが、もう12月に入って戦力外通告された選手の大半がもう引退してたり、別の契約をしています。
選手の頭数さえ増やせれば良いというなら戦力外から獲るのはアリですが、そういった消極的な補強は大したメリットにはなりません。

なので現時点では外国人選手を補強するのが1番です。
DeNAは現在、エスコバー、ソト、オースティンが複数年契約の途中で、ガゼルマンとは再契約をしました。
そして新たにリリーフのウェンデルケンを獲得していて、支配下登録の外国人選手は5人です。
5人全員が1軍登録されていれば、外国人枠をフルで使えることになりますが、オースティンが再度の手術で来季開幕までに復帰できる目途が立っていないことや、ソトが来年3年契約のラストでオフには移籍する可能性もあります。
これらを考えると、今のうちから外国人野手を獲得して離脱に備えておく必要があります。

役割としては6番手の外国人外野手で、普段は2軍で育成する形になりますが、1軍で欠員が出た際には上がっていけるような実力のある選手が良いでしょう。

ポジション的にはソト、オースティンが欠場した時を備えて、一塁・左翼・右翼を守れる選手が良いですが、更に桑原が打撃不調の時に代われるようにセンターを守れると尚良いです。

そのような動きがこれからあることを期待したいですね。


2022年現役ドラフトの結果と考察


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